tense ってどういう意味?豊富な例文でわかりやすく解説!

B!

英語で “tense” と聞くと、「時制」という文法用語を思い浮かべる人が多いかもしれません。

でも実は、“tense” にはもっと身近で日常的な意味があります。

ネイティブの会話やニュースでもよく登場する単語で、人の感情や状況を表す意味としても非常に使われています。

この記事では、まず単語としての “tense” の意味と使い方を紹介し、そのあとに文法用語としての「時制」の解説も行います。

「tense」の基本の意味:形容詞で「緊張した」「張り詰めた」

“tense” はもともと形容詞で、人の体・気持ち・空気などがピリピリしている、こわばっている状態を表します。

日常会話ではこちらの意味で使われることの方が多いです。

感情・空気の緊張を表す例文

  • I was really tense before the interview.
    面接の前は本当に緊張していた。
  • The room got tense when he mentioned the mistake.
    彼がミスの話をしたとき、部屋の空気が張り詰めた。
  • Everyone was tense during the exam.
    試験中はみんな緊張していた。

身体のこわばり・筋肉の緊張を表す例文

  • My shoulders feel tense.
    肩がこってる感じがする。
  • She was so tense she couldn't sleep.
    彼女は緊張しすぎて眠れなかった。

このように、“tense” は感情的な緊張にも、身体的なこわばりにも使える便利な単語です。

類義語・関連語との違い

単語 ニュアンス 使い方の例
tense ピリピリした状態、張りつめた I’m feeling tense.
nervous 一時的な不安、あがり I’m nervous about my speech.
stressed ストレスで疲れている I’m really stressed these days.
uptight 緊張しすぎてイライラしてる He’s so uptight lately.

ネイティブはこれらの表現を使い分けて、より正確に自分の状態を表します。

文法での「tense」:時制を表す名詞

英語学習者にとっておなじみの “tense” は、名詞としての「時制」の意味でも使われます。

tense = 文法上の「いつのことか」を示す概念

つまり、“tense” は動詞が「今のこと」「過去のこと」「未来のこと」など、時間を表すための形を指します。

よく使う例文

  • English has several tenses, like present and past.
    英語には現在形や過去形など、いくつかの時制がある。
  • The verb “ate” is in the past tense.
    動詞 “ate” は過去形です。
  • You should use the future tense in this sentence.
    この文では未来形を使うべきです。

代表的な時制の種類

時制 例文
現在形 I play tennis.
過去形 I played tennis yesterday.
未来形 I will play tennis tomorrow.
現在完了形 I have played tennis before.

英語では「tense」が文の意味を大きく左右するため、文法的にも非常に重要な概念です。

まとめ

“tense” には主に2つの意味があります。

意味 品詞 使い方の例文
緊張している状態 形容詞 I feel tense before tests.
文法の時制 名詞 “Go” is the present tense of “went”.

日常英会話では「緊張している」「空気が張り詰めている」といった感覚で使われることが多く、文法の授業や教材の中では「時制」という意味で登場します。

両方の意味を理解しておくことで、会話でも読解でも “tense” を自在に使いこなせるようになりますよ!

最新の記事はこちらから