「spouse」という単語は、結婚やパートナーシップに関する会話でよく登場します。

この記事では、「spouse」の意味や使い方を類義語と比較しながらわかりやすく解説します。

基本的な意味

spouse「配偶者」つまり「夫」や「妻」を指す名詞です。

結婚しているパートナーをフォーマルに表現する際に使われます。

発音: /spaʊs/

語源と由来

「spouse」はラテン語の「sponsus」(約束した人、婚約者)が語源です。

そこから中世英語を経て、現在の「結婚相手」を意味する言葉になりました。

類義語との違い

「spouse」はフォーマルで法律的・社会的に認められた結婚相手を指します。

カジュアルな場面では「husband」(夫)や「wife」(妻)がよく使われます。

主な使用場面

「spouse」は公式文書、法律関連の会話、医療やビジネスの場面でよく使われます。

例えば保険申請や公的な申告書などで「spouse」という言葉を目にします。

1. 法律・公的文書

Please provide information about your spouse.
(配偶者についての情報を提供してください)

2. 医療・保険

The patient’s spouse was informed about the surgery.
(患者の配偶者に手術について伝えられた)

3. ビジネス・福利厚生

Spouses are invited to attend the company event.
(配偶者も会社のイベントに招待される)

類義語との比較

ここでは「spouse」と似た意味の単語を比較し、違いを見てみましょう。

1. spouse vs husband / wife

husband: 男性の配偶者

  • Her husband is a doctor.
    (彼女の夫は医者です)

wife: 女性の配偶者

  • His wife works in marketing.
    (彼の妻はマーケティングに従事している)

spouse: 性別を問わず配偶者全般を指すフォーマルな表現

  • She listed her spouse as her emergency contact.
    (彼女は緊急連絡先として配偶者を記入した)

2. spouse vs partner

partner: 結婚していない場合や同性カップルも含む、広い意味の「パートナー」

  • He introduced his partner at the company party.
    (彼は会社のパーティーでパートナーを紹介した)

spouse: 法的に結婚している相手を指す

  • Employees must provide spouse information for benefits.
    (従業員は福利厚生のため配偶者の情報を提供しなければならない)

3. spouse vs significant other

significant other: 恋人や結婚相手など、重要なパートナーを指すあいまいな表現

  • She came to the event with her significant other.
    (彼女は重要なパートナーと一緒にイベントに来た)

spouse: 明確に結婚した配偶者

  • Spouses are eligible for family health insurance.
    (配偶者は家族健康保険の対象となる)

使い方のポイント

1. フォーマルな場面で使う

spouseはカジュアルな会話よりも、公式な書類やビジネスシーンでよく使われます。

Please fill in your spouse’s details.
(配偶者の詳細を記入してください)

2. 性別を限定しない

spouseは男性・女性どちらの配偶者にも使える便利な言葉です。

My spouse will join me at the conference.
(私の配偶者が会議に参加します)

3. 結婚関係に限定

結婚していない恋人や同居人には使わないことが多いです。

まとめ

「spouse」は結婚した配偶者を指すフォーマルな単語で、公的な文書や正式な場面でよく使われます。

「husband」や「wife」とは異なり、性別を問わず使える点が特徴です。

また、「partner」や「significant other」と比べると、結婚の法的な関係を強調する言葉です。

この言葉を正しく使い分けることで、より自然で正確な英語表現が身につきます。

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