“perp” は “perpetrator(加害者・犯人)” の略語で、犯罪を犯した人物を指すスラング表現です。

特に警察や犯罪ドラマ、ニュース、法執行機関の現場などでよく使われます。

口語的で軽めの響きがあり、真面目な報道よりもカジュアルな場面や刑事ものの会話で使われることが多い言葉です。

perp の意味と使い方(発音:/pɜːrp/)

perpは名詞で、犯罪の実行者、加害者、犯人(=perpetrator)という意味です。

  • The cops caught the perp near the scene.
    (警察は現場近くで犯人を捕まえた)
  • The perp fled on foot after robbing the store.
    (その犯人は店を襲ったあと徒歩で逃げた)
  • We have a description of the perp from an eyewitness.
    (目撃者から犯人の特徴を聞き出した)

類義語との比較

単語意味ニュアンス・使用場面
perp犯罪者(スラング)カジュアル・刑事ドラマなどで頻出
perpetrator犯罪者、加害者(正式)フォーマル。警察発表や報道などで使われる
culprit犯人、原因を作った人犯罪以外にも「原因を作った人」という意味もある
offender法を犯した人、加害者法律用語。再犯者(repeat offender)などにも使用
criminal犯罪者最も広く使われる中立的な語

類語との例文比較

  • The perp was taken into custody without resistance.
    (犯人は抵抗なく拘束された)
  • The perpetrator of the assault is still at large.
    (その暴行の加害者はまだ逃走中だ)
  • The culprit turned out to be a faulty wire.
    (原因は故障した配線だった)※このように物にも使える
  • The offender had a history of similar crimes.
    (その加害者には同様の前科があった)
  • Police arrested a known criminal in connection with the robbery.
    (警察はその強盗に関与した常習犯を逮捕した)

まとめ

“perp” は “perpetrator” の略で、「犯人・加害者」を意味する口語的なスラング表現です。

  • 警察やドラマ、ニュースなどでカジュアルに使われる
  • 正式な場では “perpetrator” を使うのが適切

ドラマや映画で “We got the perp!”(犯人を確保した!)のようなセリフを耳にしたら、この “perp” の意味を思い出してみてください。

おすすめの記事