英語の文章や説明書、ニュースなどで時々見かける単語 “omission”(オミッション)。

なんとなく「抜けてること?」と想像はできても、実際の使い方や意味のニュアンスがピンとこないという方も多いのではないでしょうか?

今回は、“omission” の意味と使い方を、豊富な例文とともにわかりやすく解説します!

omission の基本の意味

omission は名詞で、意味は以下の通りです。

省略・抜け落ち・見落とし・除外

つまり、「本来あるべきものがない」「何かが意図的またはうっかりで除かれている状態」のことを指します。

語源はラテン語の omittere(除外する)から来ており、英語では書き物・会話・行動などにおける「抜け」を表すのに使われます。

よくある使い方と例文

❶ 書類や文章での「抜け・記載漏れ」

  • There was an omission in the application form.
    申請書に記入漏れがありました。
  • The omission of the date made the contract invalid.
    日付が抜けていたため、その契約は無効となった。

このように書面に必要な情報が欠けている場合に “omission” はよく使われます。

❷ 意図的な「省略」

  • The director explained the omission of that scene was intentional.
    そのシーンを省略したのは意図的だったと監督は説明した。
  • Omission of minor details helped shorten the article.
    細かい情報を省略したことで記事が短くなった。

書いたり話したりする中で「あえて省いた」ことを説明するのにも使えます。

❸ 法律や責任における「怠慢・不作為」

法律の場面では、やるべきことをやらなかった(不作為)ことも “omission” と呼ばれます。

  • He was held responsible for the omission to report the error.
    そのミスを報告しなかった責任を問われた。
  • The fire resulted from the omission of safety checks.
    安全確認を怠ったことで火災が起きた。

このように単なる「うっかり」ではなく、義務や責任に関わる「怠り」として使われることもあります。

omission のよくある言い換え・関連語

単語意味ニュアンス
skip飛ばす・抜かすカジュアルな言い方
exclude除外する意図的に含めない
neglect怠る・無視する無責任な態度も含む
oversight見落としうっかりしたミスとしての抜け

まとめ

omission は「本来あるべきものがない」「省略されている」「見落とされた」といった場面で使える便利な単語です。

とくに以下のような状況で活躍します:

  • 書類や申請の記載漏れ
  • 映画・記事・話の中での省略
  • 義務や責任を怠ったときの不作為

フォーマルな場面でよく使われるので、ニュースや書類を読むときにも役立つ単語です。

自分でも自然に使えるように例文を声に出して練習してみてくださいね!

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