英語のルール説明や契約書、掲示などでよく見かける単語 “mandatory”(マンダトリー)。
どこか堅い響きがある言葉ですが、実は意味はとてもシンプルです。
この記事では、“mandatory” の意味と使い方、似た単語との違いも含めてわかりやすく解説します!
基本の意味:「義務の」「強制の」
“mandatory” は形容詞で、「義務的な」「絶対に守らなければならない」「強制されている」という意味です。
つまり、「やってもいい」ではなく、「やらなければならない」という強い指示やルールを表します。
例文でチェック!
- Wearing a helmet is mandatory on this site.
この場所ではヘルメットの着用が義務です。 - Attendance is mandatory for all employees.
全社員の出席が必須です。 - It’s mandatory to submit the form by Friday.
この書類は金曜日までに提出必須です。
どの文も、「やらなきゃダメ」「従わないといけない」という意味合いがあります。
類似語との違い
単語 | 意味 | ニュアンス |
---|---|---|
mandatory | 義務であり、従う必要がある | 法律・規則・ルールに従う |
required | 要求されている | 条件として必要/義務にも近い |
compulsory | 強制されている | 学校教育・法律などでよく使う |
optional | 任意 | やってもやらなくてもよい |
たとえば:
- Seat belts are mandatory in all vehicles.(=必ず着用しなければならない)
- Taking the test is optional.(=受けるかどうかは自由)
よく使われる場面
- 学校・職場でのルール:Mandatory meeting(出席必須の会議)
- 法律・契約文:mandatory requirement(法的な義務)
- 安全標識:mandatory instructions(必ず守るべき指示)
特にビジネス英語や公的な文章では、“must” のフォーマル版のように使われることが多いです。
まとめ
“mandatory” は「やらなきゃダメ」「従う必要がある」と伝えたいときに使える、とても強い意味を持つ単語です。
- 意味:義務的な/強制の/絶対必要な
- 使う場面:ルール・契約・指示・安全対策など
- カジュアルな “must” よりフォーマルで書き言葉向き
学校や職場、公共の場での「必ずやるべきこと」に関する英語にはよく出てくるので、見かけたときにすぐ意味がわかるようにしておきましょう!