「端末」って英語でなんていう?シーン別に最適な表現を紹介

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日本語で「端末」と聞くと、スマホやパソコン、POSレジ、交通系ICカードの読み取り機など、さまざまな機器を思い浮かべますよね。

英語でも端末の種類や場面によって適切な表現が変わるため、一律に訳すのではなく、状況に応じた言い方を選ぶのがポイントです。

この記事では、「端末」を表す英語表現をシーン別にわかりやすく解説します。

device(一般的な電子機器としての端末)

最も汎用的な「端末」の表現は device です。

スマートフォンやタブレット、パソコンなど、電子機器全般を指すときに広く使えます。

例文
Please connect your device to the Wi-Fi.
(端末をWi-Fiに接続してください)

You can download the app on any device.
(どの端末でもアプリをダウンロードできます)

This service is available across multiple devices.
(このサービスは複数の端末で利用可能です)

device は場面を選ばず、日常会話・IT・ビジネスなどあらゆるシーンで使いやすい表現です。

terminal(業務用・システム上の端末)

terminalシステムの一部として使用される端末接続されたデバイスを指すときに使われます。

POS端末や空港のチェックイン端末など「特定の機能を持った業務用端末」に向いています。

例文
Please proceed to the self-service terminal.
(セルフサービス端末へお進みください)

The payment was processed through the POS terminal.
(支払いはPOS端末を通して処理されました)

Each terminal is connected to the main server.
(各端末はメインサーバーに接続されています)

terminal は「特定の操作や処理を行うための装置」というニュアンスがあり、device よりやや業務寄りの印象になります。

kiosk(自立型の情報端末)

ショッピングモールや駅などで見かける自立型の情報端末チケット発券機などは kiosk と呼ばれます。

タッチパネル付きでユーザーが直接操作するタイプの端末に多く使われます。

例文
You can print your boarding pass at the kiosk.
(搭乗券はキオスク端末で印刷できます)

The information kiosk is located near the entrance.
(情報端末は入口付近に設置されています)

Kiosks allow customers to place orders quickly.
(キオスク端末により、顧客は素早く注文できます)

kiosk は観光案内・交通機関・店舗などでよく見かける表現です。

シーン別まとめ

英語表現 シーン ニュアンス・使い分け
device 一般的な電子機器全般 スマホ・タブレット・PC など幅広く対応
terminal 業務用端末、システム端末 POS端末、空港チェックイン機など、処理機能を強調
kiosk 情報端末、自立型の操作機 チケット発券機や注文用端末など、ユーザーが直接操作

まとめ

「端末」は英語で device / terminal / kiosk など、用途や状況に応じて表現を使い分けるのが自然です。

  • device → 一般的な電子機器として
  • terminal → 業務用・システム関連の端末として
  • kiosk → 自立型の情報端末・発券機として

日本語では一語で済む「端末」も英語ではより具体的なニュアンスに合わせて言い分けることで、より自然でわかりやすい表現が可能になります。

日常英会話からIT・ビジネスシーンまでぜひこの違いを押さえて活用してみてくださいね!

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