病院、駅、空港、美容院などでよく使う「待合室」という言葉。

英語にも「待合室」を表す表現がありますが、場所や用途によって自然な言い方が異なります

この記事では「待合室」にあたる英語表現をシーン別に整理し、ぴったりな言い回しを紹介します。

基本の表現:waiting room

最も広く使われる「待合室」の英語表現が waiting room です。

とくに病院や公共施設で使われることが多く、「順番を待つ人のための部屋」という意味になります。

例文:
Please have a seat in the waiting room.
待合室でおかけになってお待ちください。

The waiting room is down the hall on your left.
待合室は廊下を左に進んだところにあります。

病院・クリニックでの「待合室」

医療施設では waiting room が基本ですが、状況によっては「患者用の待合スペース」として具体的に表現されることもあります。

例文:
The doctor will call you from the waiting area shortly.
もうすぐ医師がお呼びしますので、待合スペースでお待ちください。

waiting area は部屋というより「待つためのスペース」を指し、ロビーや簡易的な場所にも使えます。

駅・空港などの公共交通機関での待合室:waiting area / lounge

駅や空港などでは waiting arealounge が使われます。

  • waiting area:一般的な利用者向けの待機スペース
  • lounge:快適な椅子やドリンクサービスのある上位空間(VIPラウンジなど)

例文:
Passengers are asked to wait in the boarding lounge.
搭乗ラウンジでお待ちください。

You’ll find the waiting area next to gate 12.
12番ゲートの横に待合スペースがあります。

美容室・サロンなどでの「待合スペース」:reception area / waiting area

美容室などでは受付を兼ねた「待合スペース」があり、reception areawaiting area と呼ばれます。

例文:
Please wait in the reception area until your stylist is ready.
スタイリストの準備ができるまで、受付スペースでお待ちください。

シーン別まとめ

英語表現シーンニュアンス・使い分け
waiting room病院・役所・一般的な施設最も基本的な表現。「部屋」としての待合室
waiting area空港・駅・商業施設・病院の一角など部屋でなく「エリア」や「スペース」の場合に使う
lounge空港・ホテルなど快適な空間ソファやサービス付きの待機場所。高級感あり
reception area美容室・サロンなどの受付兼待合場所来客対応用の明るくオープンな待合スペース

まとめ

「待合室」は英語で waiting room が基本表現です。

ただ、公共施設では waiting area、空港では lounge、美容室では reception area といったように場所やサービス内容に応じて自然な表現が変わります。

状況に合った言葉を選ぶことで、英語でも丁寧で的確な案内ができるようになりますよ。

おすすめの記事