旅行や出張の話題でよく耳にする英単語 “itinerary(アイティナラリー)”。
ちょっと発音が難しそうに聞こえますが、実は使い方はとてもシンプル。
日本語で言う「旅程表」や「スケジュール」にあたる便利な言葉です。
この記事では、“itinerary” の意味と使い方をシーン別にわかりやすく紹介します!
基本の意味:旅程・スケジュール・移動プラン
“itinerary” は名詞で、旅行や出張などの「予定表」「行程表」を指します。
ホテルやフライト、訪問先などの詳細をまとめた計画やスケジュールを意味します。
例文:
- I’ll send you my itinerary later today.
今日中に旅程を送りますね。 - Do you have your travel itinerary with you?
旅行のスケジュール表は持っていますか? - Our itinerary includes three cities in five days.
5日間で3都市をまわる予定です。
紙で作られた旅程表も、メールやアプリに入っているプランもすべて “itinerary” と呼べます。
シーン①:旅行・観光のスケジュール
旅行に出かけるとき、日ごとの予定や宿泊先、観光スポットなどをまとめた計画を表すのに最適です。
例文:
- Here’s our 7-day Japan itinerary.
こちらが7日間の日本旅行プランです。 - Let’s finalize the itinerary before booking hotels.
ホテルを予約する前に旅程を決めよう。
旅行代理店やガイドブックでもよく出てくる表現です。
シーン②:出張・ビジネススケジュール
出張やビジネスミーティングのスケジュールにも使われます。
この場合は「行動予定表」や「訪問スケジュール」といった意味になります。
例文:
- Please forward your itinerary to the secretary.
スケジュールを秘書に送ってください。 - His itinerary includes a meeting with the CEO.
彼の行程にはCEOとの面談が含まれています。
フォーマルな文書や出張報告書にもよく登場する単語です。
シーン③:航空券やツアー予約の詳細
飛行機・電車・ホテルなどの予約情報をまとめた表も“itinerary”と呼ばれます。
例文:
- I got my flight itinerary via email.
フライトの旅程表がメールで届きました。 - Can you send me your booking itinerary?
予約の詳細を送ってもらえますか?
旅行会社や航空会社から届くPDFなども“itinerary”の一種です。
類似表現との違い
表現 | 意味 | ニュアンス・使い分け |
---|---|---|
itinerary | 旅程・旅行/出張のスケジュール | 正式・日付ごとに詳細が整理されている印象 |
schedule | 一般的な予定 | 旅行以外の日常スケジュールにも使える |
plan | 計画 | まだ決定前のざっくりしたプラン |
agenda | 会議やビジネスの議題リスト | 出張時の訪問先や会議内容を示すときに使う |
まとめ
itinerary は、旅行や出張の「行程表」「スケジュール」を意味する便利な英単語です。
紙・メール・アプリなど、どんな形式でも「旅程が整理されたもの」はすべて“itinerary”と呼べます。
- 観光プラン → travel itinerary
- 出張スケジュール → business itinerary
- 航空券やホテルのまとめ → booking itinerary
シーンに応じた使い分けを覚えると、旅行や仕事の英語表現がグッとスムーズになりますよ!