海外ドラマや映画で耳にすることもあるフレーズ “collect call”。
日本語ではあまり聞き慣れない表現かもしれませんが、特に昔の国際電話や公衆電話のシーンではよく使われていました。
この記事では、「collect call」の意味や使い方、現代での利用状況まで、わかりやすく解説します!
基本の意味:「コレクトコール=受信者払いの電話」
collect call とは、電話をかけた人ではなく、受け取る人が通話料金を支払う仕組みの電話のことです。
つまり、「こちらから電話してるけど、お金は相手に払ってもらいます」という特殊な電話方式です。
日本語では「コレクトコール」とカタカナでそのまま使われることもあります。
- Can I make a collect call to the U.S.?
アメリカにコレクトコールできますか? - You have a collect call from John.
ジョンからコレクトコールが入っています(=料金はあなたが払うことになります)。 - The operator asked if I’d accept a collect call.
オペレーターに、コレクトコールを受けるか聞かれた。
現代ではどんな場面で使う?
現在、collect call はほとんど過去の技術になっていますが、以下のような場面では耳にすることがあります:
- 海外の映画やドラマで(刑務所・軍・病院などのシーン)
- 通信が限られた場所(施設・公衆電話など)
- 緊急時に料金が払えないけどどうしてもかけたいとき
特に、「刑務所からの電話」は collect call の代表的なシーンです。
類似表現・関連用語
表現 | 意味 | 補足 |
---|---|---|
collect call | 通話料金を受信者が払う電話 | 昔ながらの仕組み、今はほぼ使われない |
reverse charge call | イギリス英語での言い方 | アメリカの “collect call” に相当 |
prepaid call | かける側が前払いしている電話 | プリペイド式携帯電話など |
まとめ
collect call は、「受信者払いの電話」=かかってきた相手が通話料金を負担する電話という意味です。
現代ではあまり使われなくなりましたが、ドラマや過去の通信手段の理解には欠かせない表現。
映画やニュースで見かけたときは、「あ、これは相手が料金払う電話だな」と思い出してみてくださいね!