天気について「今日は曇ってるね」と言いたいとき、英語では “cloudy” や “overcast” といった表現が使われます。

どちらも「曇り」を意味しますが、実は表す状態やニュアンスには違いがあります。

この違いを知っておくと、天気の話をするときにより正確で自然な英語が使えるようになります。

cloudy:雲が多めの空模様

“cloudy” は「雲が多い」状態を表す一般的な表現です。

完全に曇っているわけではなく、太陽が雲の間から少し見えることもあります。

天気予報や日常会話で最もよく使われる「曇り」の言い方です。

例文:
It’s cloudy today, but I don’t think it’ll rain.
(今日は曇りだけど、雨は降らなさそう)
The sky is getting cloudy this afternoon.
(午後から曇ってきた)

“partly cloudy(ところどころ曇り)” や “mostly cloudy(ほとんど曇り)” といった言い方もあります。

overcast:空全体が雲に覆われている状態

“overcast” は、空のすべてが分厚い雲で覆われていて、太陽がまったく見えないような天気を指します。

“cloudy” よりも曇りの度合いが強く、暗く重たい空の印象を与える言葉です。

例文:
It’s completely overcast today.
(今日は一面どんより曇っている)
The weather stayed overcast all morning.
(午前中ずっと曇り空だった)

“overcast” は天気予報やニュースなどでもよく使われます。

cloudy と overcast の違いまとめ

表現意味雲の量印象・使う場面
cloudy雲が多いが明るさもある部分的に雲が多い一般的・日常会話向け
overcast一面が雲に覆われている空全体が雲に覆われている暗くどんより・天気予報でよく使う

どっちを使えばいい?

明るさが少し残っていて、曇ってはいるけど晴れ間もあるような空なら “cloudy”。

一方、空がどんよりしていて太陽も見えず、空全体がグレーなら “overcast” が自然です。

まとめ

どちらも「曇り」を意味する英単語ですが、雲の量や空の印象によって使い分けるのがポイントです。

英語で天気を話すときにとてもよく使われる表現なので、違いを意識して使えるようになると会話がぐっと自然になりますよ。

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