bulky は物や人の形状・サイズを表す形容詞で、主に「かさばる」「大きくて扱いにくい」という意味で使われます。

物理的な大きさだけでなく、扱いやすさ・収納しにくさなどのニュアンスも含まれます。

そのため、実用的な場面で非常に便利な単語です。

この記事では bulky の意味や使い方、類義語との違いを具体例とともにわかりやすく解説します。

bulkyの意味と使い方

1. かさばる、大きくて扱いにくい

bulky の基本的な意味は 「かさばる」「場所を取る」「持ち運びに不便なほど大きい」 です。

ポジティブな意味ではなく、やや不便・邪魔な感じを表すことが多い点がポイントです。

例文
This suitcase is too bulky to fit in the overhead compartment.
(このスーツケースはかさばりすぎて頭上の収納棚に入らない)

She wore a bulky sweater to stay warm.
(彼女は暖かさを求めてかさばるセーターを着ていた)

I don't like carrying bulky bags when I travel.
(旅行の時にかさばるバッグを持ちたくない)

2. 大柄な、がっしりした(人・体格などに対して)

人の体格や服についても bulky はよく使われ、大柄・がっしりしていて動きが鈍そうな印象を表します。

こちらも中立~ややネガティブな響きがあります。

例文
He’s a bulky guy but surprisingly fast.
(彼は大柄だが意外と足が速い)

The bulky jacket made it hard to move.
(そのかさばるジャケットのせいで動きにくかった)

I avoid buying bulky winter coats.
(かさばる冬用コートは買わないようにしている)

類義語との違いと使い分け

単語意味ニュアンス・使い分け
bulkyかさばる、大きくて扱いにくいサイズが大きい+不便さを含む。主に物・服・人の体格に使う
large大きい単純にサイズが大きいだけ。不便さやかさばるニュアンスは含まない
heavy重い重さに焦点。かさばるかどうかは関係ない
oversizedオーバーサイズの、大きすぎるサイズが標準よりもかなり大きい。ファッションでもポジティブに使うことがある
cumbersome扱いにくい、煩わしい大きさだけでなく扱いにくさ・動きにくさを強調。抽象的な事柄にも使える

例文

The box is bulky and hard to carry.
(その箱はかさばっていて運ぶのが大変だ)

The sofa is large enough for the whole family.
(そのソファは家族全員が座れるくらい大きい)

The suitcase is heavy even when empty.
(そのスーツケースは空でも重い)

She likes wearing oversized sweaters.
(彼女はオーバーサイズのセーターを着るのが好きだ)

The old machine is too cumbersome to use.
(その古い機械は使い勝手が悪すぎる)

まとめ

bulky 「かさばる」「大きくて扱いにくい」 という意味で、物理的な大きさ+不便さを表すのが特徴です。

  • スーツケース・バッグ・服 などでよく使われる
  • 人の体格や服装 にも使える
  • 単なる大きさ(large, oversized)や重さ(heavy)とはニュアンスが異なる

ネイティブがよく使う実用的な形容詞なので、ぜひ使い方に慣れておきましょう。

物のサイズや使い勝手を説明する場面で非常に便利に活躍しますよ!

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