“book” と “reserve” の違いは?「予約する」の使い分けをシーン別に解説!

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英語で「予約する」と言いたいときに登場するのが “book”“reserve”

どちらも正しい表現ですが、実は使い分けには明確な違いがあります。

この記事ではこの2つの違いをわかりやすく解説し、実際のシーン別にどちらを使えばいいかを紹介します。

“book” の意味と使い方

“book” は、旅行や日常の場面で最もよく使われる「予約する」の言い方です。

特にホテル・レストラン・チケット・ツアーなど、カジュアルで実用的な予約に最適です。

例文:

  • I booked a hotel for the weekend.
    週末にホテルを予約しました。
  • She booked a table for two at 7 p.m.
    19時に2名でテーブルを予約しました。
  • You can book tickets online.
    チケットはオンラインで予約できます。

ポイント:

  • 日常的なカジュアル表現
  • オンライン予約にもよく使われる
  • 会話・チャット・旅行での利用に便利

“reserve” の意味と使い方

“reserve” は、“book” よりも少しフォーマルな響きがある表現です。

ビジネスや公的な文脈、席や施設の「確保」という意味合いが強いです。

例文:

  • I'd like to reserve a conference room.
    会議室を予約したいのですが。
  • The hotel reserved a room for us.
    ホテルが部屋を確保してくれました。
  • Please reserve your seat in advance.
    あらかじめ座席をご予約ください。

ポイント:

  • ややかしこまった印象
  • ビジネス・フォーマルな場面に向いている
  • 取り置きや優先確保のニュアンスが強い

飲食店を予約する時は book? reserve?

レストランやカフェなど飲食店の予約の場合、結論から言うと“book” の方が一般的で自然です。

特にネイティブの日常会話では下記のように表現します。

  • I’d like to book a table for four at 6 p.m.
    18時に4人でテーブルを予約したいです。
  • Did you book a table yet?
    もう席予約した?

もちろん “reserve” も使えますが、ややフォーマルでホテルの高級レストランや、ビジネスの接待など丁寧さを出したい場面では好まれる傾向があります。

例文:

  • I’d like to reserve a table for our client dinner.
    お客様とのディナー用にテーブルを予約したいのですが。

整理すると下記となります。

  • 日常の飲食店 → book(カジュアルで自然)
  • フォーマルな食事・ビジネス接待 → reserve(丁寧で礼儀正しい)

シーン別の使い分けまとめ

シーン 適した表現 理由・ニュアンス
ホテルや飛行機の予約 book / reserve 両方使えるが、book がややカジュアルで便利
レストランの予約 book 一般会話では book が最も自然
ビジネス会議・施設の予約 reserve フォーマルさと確保のニュアンスに合っている
商品やチケットの取り置き reserve 「確保」や「保留」に近いニュアンスが必要な場合
日常会話やオンライン予約 book 旅行・レジャー・娯楽などに広く対応

まとめ

“book” と “reserve” はどちらも「予約する」ですが、場面やトーンに応じて自然な使い分けをすることが大切です。

  • book:日常的・カジュアル・実用的な予約にぴったり
  • reserve:フォーマル・ビジネス・確保のニュアンスを強調したいときに便利
  • 飲食店の予約は基本的に book、ただし丁寧さが求められるときは reserve もOK

英語で「予約したい」と伝えるとき、状況に合った表現を使い分けるとより自然な印象になりますよ!

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