bankruptcy を正しく使いこなす|破産を表す英単語の使い分けを徹底解説!

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「bankruptcy(破産)」という言葉、ビジネスニュースで何度も見たことがありますよね。

でも、「insolvency」や「default」とは何が違うの?

単に「お金がない」という意味?

と疑問に思ったことはありませんか?

実は「bankruptcy」は、単なる経済的困難ではなく、法的な手続きとしての破産宣言を意味する重要な単語なんです。

この記事では、「bankruptcy」の正確な意味から、insolvency・liquidation・defaultとの違い、実際の使い方まで、わかりやすく解説します。

基本的な意味

bankruptcy「破産」「支払い不能」を意味する名詞です。

主に、個人や企業が借金や負債を返済できない状態を指し、経済的に支払い能力がなくなってしまった状況を表現します。

発音: /ˈbæŋkrʌptsi/

語源と由来

「bankruptcy」はイタリア語の「banca rotta」(壊れたベンチ)に由来します。

中世の商人が支払い不能になると、取引台(ベンチ)を壊したことからこの言葉が生まれました。

反対語

solvency: 支払い能力のある状態、健全な財政状況

  • "The company regained solvency after restructuring its debts."
    (会社は負債再編後に支払い能力を回復した)

主な使用場面

bankruptcyは法律、ビジネス、経済ニュースなどでよく使われます。

負債返済が不可能になったことを正式に宣言するときに用いられます。

以下に代表的な使用場面を紹介します。

1. 企業の破産

The retail chain filed for bankruptcy after years of losses.
(その小売チェーンは数年の赤字の後、破産を申請した)

2. 個人の破産

He declared bankruptcy to manage his overwhelming debt.
(彼は膨大な借金を整理するために破産を宣言した)

3. 経済ニュースや報告

Bankruptcy rates have increased during the economic downturn.
(経済の低迷により破産件数が増加している)

類義語との比較

似た意味を持つ単語と比較することで、「bankruptcy」の特徴を理解しましょう。

1. insolvency vs bankruptcy

insolvency: 支払い不能の状態、財政的に破綻していること

  • "The company faced insolvency but avoided bankruptcy."
    (その会社は支払い不能に直面したが、破産は免れた)

bankruptcy: 法的に破産を宣言した状態

  • "After months of struggle, the firm declared bankruptcy."
    (数ヶ月の苦闘の末、その会社は破産を宣言した)

2. liquidation vs bankruptcy

liquidation: 企業の資産を売却して債務を返済する手続き

  • "The company went into liquidation to pay off creditors."
    (会社は債権者への返済のため清算手続きに入った)

bankruptcy: 支払い不能状態の法的宣言で、清算がその後に行われることもある

  • "Bankruptcy often leads to liquidation of assets."
    (破産はしばしば資産の清算につながる)

3. default vs bankruptcy

default: 支払いの不履行、債務の支払いを怠ること

  • "The borrower defaulted on the loan."
    (借り手がローンの返済を怠った)

bankruptcy: 支払い不能が続き、法的に破産を宣言した状態

  • "After defaulting, the company eventually filed for bankruptcy."
    (不履行の後、その会社は最終的に破産を申請した)

使い方のポイント

1. 法的な側面に注意

bankruptcyは単なる「お金がない状態」ではなく、法律で正式に認められた破産手続きや宣言を指します。

The judge approved the company's bankruptcy petition.
(裁判官はその会社の破産申請を承認した)

2. 名詞として使う

多くの場合、名詞として使われますが、動詞は「file for bankruptcy(破産を申請する)」の形が一般的です。

She filed for bankruptcy last year.
(彼女は昨年破産を申請した)

3. ネガティブな意味合い

bankruptcyは通常、経済的な失敗や困難を示し、ネガティブな文脈で使われます。

The company's bankruptcy shook investor confidence.
(その会社の破産は投資家の信頼を揺るがせた)

まとめ

「bankruptcy」は、単なる「お金がない状態」ではなく、法的な破産手続きを伴う支払い不能状態を意味する重要単語です。

財政的な困難を示す「insolvency」、支払い不履行の「default」、資産売却の「liquidation」——これらとの違いを理解することで、経済ニュースの背景がクリアに見えてきます。

中世イタリアの商人が取引台(ベンチ)を壊したことに由来する「banca rotta」から生まれたこの言葉は、今も世界中のビジネスシーンで使われ続けています。

次にニュースで「filed for bankruptcy」という表現を見たとき、「これは法的な破産申請なんだな」と自然に理解できるはずです!

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