人前で話すとき、初対面の人と会うとき、大事な試合の前など、私たちは日常のあらゆる場面で「緊張する」ことがありますよね。
英語でも「緊張する」と伝える表現はたくさんありますが、場面や気持ちの強さによって使い分けるのがポイントです。
今回は、「緊張する」の英語表現をシーン別にわかりやすく紹介します!
発表やスピーチ前のドキドキ → I’m nervous.
一番よく使われる表現が nervous。
「緊張している」「不安でドキドキしている」状態を表します。
- I’m nervous about the presentation.
プレゼンが緊張する - She gets nervous before exams.
彼女は試験前に緊張する
※「I’m shy.(私は恥ずかしがり屋)」とは意味が違うので注意!
ピリピリ・体がこわばる → I’m tense.
感情的というより、空気や体が張りつめている緊張を表すのが tense。
- I was tense before the interview.
面接の前は体がこわばるほど緊張していた - The atmosphere was tense.
(場の空気が)ピリピリしていた
tense は「体が固くなる」ような緊張を強調したいときにぴったりです。
内心ザワザワ・そわそわ → I have butterflies in my stomach.
直訳すると「お腹の中に蝶がいる」ですが、英語の慣用表現で「そわそわして落ち着かない感じ」を表します。
- I always get butterflies in my stomach before a date.
デートの前はいつも緊張してソワソワする - He had butterflies before his big speech.
彼はスピーチの前に緊張していた
ややカジュアルでやさしいトーンの表現です。
重圧や責任で張りつめた気持ち → I feel the pressure.
「プレッシャーを感じている=緊張感に包まれている」というときに使います。
- I really feel the pressure before competitions.
試合前は本当にプレッシャーを感じる - Don’t let the pressure get to you.
緊張に飲まれないで
ビジネスやスポーツの文脈でよく使われます。
焦り・不安・動揺 → I’m anxious.
nervous よりもやや強く、心配や不安からくる緊張を表すときには anxious を使います。
- I’m anxious about the results.
結果が心配でそわそわしてる(緊張してる) - He looked anxious during the meeting.
彼は会議中、緊張と不安で落ち着かなかった
※「anxious」は文脈によって「切望する」という意味もあるので注意!
まとめ:シーン別「緊張する」の英語表現
シーン | 英語表現 | ニュアンス |
---|---|---|
一般的な緊張 | I’m nervous. | よく使う基本表現 |
体がこわばるような緊張 | I’m tense. | ピリピリ・張りつめた感覚 |
内心ドキドキ・そわそわ | I have butterflies. | 軽めの緊張/かわいい表現 |
プレッシャーでの緊張 | I feel the pressure. | 重圧・責任を感じるとき |
不安や心配からくる緊張 | I’m anxious. | 強めの緊張・心のざわつき |
「緊張する」にもいろんな感情のレベルや種類があります。
自分がどんな気持ちで「緊張している」のかを意識して、ぴったりの英語表現を使い分けてみてくださいね!