日本語の「うざい」は、誰かや何かが邪魔・しつこい・イライラさせるときに使われるカジュアルな表現です。
英語にも似たような表現はいくつかありますが、状況や相手との関係によって使い分けが必要です。
この記事では、「うざい」を英語でどう表現するかをシーン別にわかりやすく紹介します!
しつこくてイライラする → You're annoying.
もっとも一般的な「うざい」の表現が annoying です。
相手の行動や態度が「イラッとする」「面倒くさい」ときに使われます。
- You're so annoying.
ほんとウザいよ。 - That sound is annoying.
その音、イライラする。
ちょっと強めに聞こえることもあるので、言い方やトーンに注意しましょう。
軽めのノリで「ちょっとウザい」→ You're such a pain.
冗談っぽく「ほんと手がかかるな〜」「めんどくさいやつだな〜」というときに使える表現です。
- You're such a pain!
うざいな〜(でも仲いい感じ) - Stop being a pain.
うざがらせないでよ。
※あくまで親しい間柄限定の言い方です。
無視したいくらい邪魔な感じ → Get out of my face.
相手がしつこく話しかけてきたり、距離が近すぎるときに「うざっ、あっち行って!」と言いたいときの表現です。
- Get out of my face.
うっとうしいからあっち行って。
かなり強めの言い方なので、ケンカ口調やイラ立ちが強い場面でのみ使いましょう。
ネットやSNSでよく見る「うざい」 → Cringe / Cringey
誰かの発言や行動が「見てて恥ずかしい」「イタイ」=「うざっ」と感じるときには、cringe や cringey が使えます。
- That post was so cringey.
あの投稿、マジでうざかった(イタかった)。 - He thinks he’s cool, but it’s just cringe.
カッコつけてるつもりだけど、見ててイタい。
ネットスラングとしてZ世代を中心によく使われています。
丁寧に表現するなら? → He’s a bit much.
直接「うざい」とは言わないけれど、「あの人ちょっと面倒だよね…」というやわらかい言い方。
- He’s a bit much sometimes.
彼、ちょっと空気読めない感じあるよね。 - She can be a bit much when she talks nonstop.
しゃべりすぎて、ちょっと疲れる…。
ちょっとした距離感を保ちながら気持ちを伝えたいときに便利です。
シーン別まとめ
シーン | 英語表現 | ニュアンス・説明 |
---|---|---|
イライラする、しつこい | You're annoying. | 最も一般的。やや強めに感じられることもある |
親しい人に冗談ぽく | You're such a pain. | 友達や兄弟などにカジュアルに言いたいとき |
ガチで怒ってるとき | Get out of my face. | 本気でうっとうしいとき。やや攻撃的 |
ネットで「イタい」「寒い」 | That's cringe. | SNSなどでのスラング。若者表現 |
やんわりと遠回しに | He's a bit much. | 丁寧に「うざい」を表したいときにぴったり |
まとめ
「うざい」は英語にピッタリ同じ言葉があるわけではありませんが、状況・相手・伝えたい温度感に応じて表現を選べば、しっかりニュアンスを伝えることができます。
言いすぎると関係が悪くなることもあるので、カジュアル・冗談・本気のトーンをしっかり使い分けるのがポイントです!
自分の英語スタイルに合うフレーズを見つけてみてくださいね。