風邪をひいた人やケガをした人に声をかけるとき、日本語では「お大事に」が自然ですよね。
では、英語ではどう言えばいいのでしょうか?
実は「お大事に」にピッタリ合うフレーズは場面によって少しずつ違います。
この記事ではネイティブがよく使う「お大事に」にあたる英語表現をシーン別にわかりやすく紹介します!
一番使われる定番表現:Take care.
もっともよく使われる表現が Take care.
直訳は「気をつけて」ですが、体調を崩している人に対して「お大事に」の意味でも使われます。
風邪を引いている人や、病院帰りの人に:
- I heard you're not feeling well. Take care!
体調がよくないって聞いたよ。お大事にね! - Take care and get some rest.
お大事に。ゆっくり休んでね。
カジュアルでもフォーマルでも使える万能な一言です。
回復を願うとき:Hope you feel better soon.
体調が悪い相手に「早く良くなってね」と伝えたいときはこの表現がピッタリです。
- I’m sorry to hear you're sick. Hope you feel better soon!
具合が悪いと聞いて残念です。早く良くなってね! - Hope you’re back on your feet soon.
早く元気になりますように!
より丁寧に言いたいときは “I hope you feel better soon.” と文の形にすることもできます。
けがや手術などがあったとき:Wishing you a speedy recovery.
少しフォーマルな印象のあるこのフレーズはメールやカード、お見舞いの時にもよく使われます。
- Wishing you a speedy recovery from your surgery.
手術のご回復を心からお祈りしています。 - Best wishes for a quick recovery.
早い回復をお祈りしています。
ビジネスシーンや目上の人にも安心して使える丁寧な言い回しです。
軽い風邪や咳などに:Get well soon.
カジュアルかつよく使われる「お大事に」の定番表現です。
友人や家族に向けて使いやすい表現で、カードやメッセージにもぴったり。
- Get well soon! We miss you at work.
お大事に!職場で待ってるよ。 - Hope you get well soon!
すぐ良くなりますように!
シーン別まとめ
表現 | シーン | ニュアンス |
---|---|---|
Take care. | 全体に使える定番 | 気遣いを込めた万能表現 |
Hope you feel better soon. | 風邪や体調不良に | カジュアルに「早く良くなってね」 |
Wishing you a speedy recovery. | ケガや手術の回復を願う | フォーマルで丁寧な言い回し |
Get well soon. | 軽い病気・カジュアルな場面 | 親しい相手にぴったりのあいさつ |
まとめ
「お大事に」は英語で一語に訳せるわけではありませんが、気持ちを込めて状況に応じたフレーズを使えばしっかり伝わります。
大切なのは「思いやりを込めて声をかけること」。
自分らしい言い方で優しい一言をかけてみてくださいね。