映画やドラマ、マンガのセリフなどでよく聞く“Outta my way!”。
短くてインパクトのあるこの表現、ネイティブが使うときにはどんな意味やニュアンスが込められているのでしょうか?
この記事では“outta my way” の意味や使い方、類似表現との違いをわかりやすく解説します!
“Outta my way” の意味は?
“Outta” は “out of” の口語・省略形で“Outta my way” は “Get out of my way” の略です。
つまり直訳すると「私の道からどけ!」という意味で、実際のニュアンスは「どいて!」「じゃましないで!」といった強めの命令表現になります。
例文:
- Outta my way! I’m in a hurry!
どいてくれ!急いでるんだ! - He pushed everyone aside, yelling “Outta my way!”
彼は「どけ!」と叫びながら人を押しのけた。
このように感情がこもったときや焦っている場面で使われることが多く、やや乱暴な印象を与えることもあります。
類似表現との違い
同じように「どいてほしい」気持ちを伝える英語表現はいくつかありますが、ニュアンスはそれぞれ異なります。
表現 | 意味 | ニュアンス・場面 |
---|---|---|
Outta my way! | どけ! | 怒り・焦り・強い命令(カジュアル) |
Get out of my way! | 私の前からどいてくれ | “outta”よりも強く感じることも |
Excuse me. | すみません(通ります) | 丁寧・日常会話・混雑した場所など |
Could you move, please? | どいてもらえますか? | 丁寧・やわらかい表現 |
Step aside. | 横によけてください | 少しフォーマル/指示的だが丁寧 |
“Outta my way” は、場面によっては冗談っぽく使われることもありますが、トーンによっては失礼や攻撃的に聞こえることもあるため注意が必要です。
どんな場面で使われる?
- アクション映画やマンガ内でのセリフ
- 友達同士の冗談(※親しい間柄で)
- 人混みで焦っているときのカジュアルな叫び
- 誇張したリアクション(コメディ的な使い方)
もちろん、日常のフォーマルな場面や初対面の相手には不適切です。
公共の場では “Excuse me” や “Could you move a little?” の方が好印象なのでそちらを使いましょう!
まとめ
“Outta my way” は、「私の道からどけ!」という意味で使われるカジュアルでやや荒っぽい命令表現です。
焦りや怒り、あるいは勢いよく前に進みたいときなど、強い感情を込めて使う場面が多いのが特徴です。
丁寧に伝えたい場面では “Excuse me” や “Could you move, please?” のような表現に置き換えると安心です。
カジュアル表現として知っておくと、映画や会話の理解にも役立ちますよ!