英語で初対面の相手とあいさつするとき、よく使われるフレーズが“Nice to meet you.”“Pleased to meet you.” です。

どちらも「はじめまして」「お会いできてうれしいです」という意味で使われますが、実は微妙なニュアンスの違いがあります。

この記事ではこれら2つのフレーズの使い方の違いと、それぞれが適しているシーンについてわかりやすく解説します。

Nice to meet you の意味と特徴

“Nice to meet you” は、初対面のあいさつとして最もよく使われるカジュアルで自然な表現です。

「あなたに会えてうれしいです」という意味で、フォーマルにもカジュアルにも幅広く使えます。

会話や自己紹介の場面、友達の紹介、ビジネスの軽いあいさつなどほとんどのシチュエーションで無難に使える万能表現です。

例文:

  • Hi, I’m Ken. Nice to meet you.
    こんにちは、ケンです。はじめまして。
  • Nice to meet you, Lisa.
    リサさん、お会いできてうれしいです。

日常会話でも仕事でも、英語圏で最もよく使われる第一声の一つです。

Pleased to meet you の意味と特徴

“Pleased to meet you” も意味は「お会いできてうれしいです」ですが、こちらは少しフォーマルで丁寧な印象があります。

ビジネスや公式の場での自己紹介、初対面でかしこまった挨拶をしたいときにぴったりです。

例文:

  • Good afternoon. I’m Ms. Sato. Pleased to meet you.
    こんにちは。佐藤と申します。お目にかかれてうれしいです。
  • Pleased to meet you. I’ve heard great things about you.
    お会いできてうれしいです。お噂はかねがね聞いています。

“Nice to meet you” よりも礼儀正しく聞こえるため、初対面のビジネス相手や年配の方など、丁寧さを重視したい場面で使われます。

違いのまとめと使い分け

表現意味フォーマル度主な使いどころ
Nice to meet youお会いできてうれしいです日常会話、カジュアルな自己紹介など
Pleased to meet youお目にかかれてうれしいですビジネス、フォーマルなあいさつの場面

どちらを使っても失礼ではありませんが、相手や場面の雰囲気に合わせて選ぶとより自然な印象になります。

たとえば、友達に紹介された相手なら “Nice to meet you.” でOK。

取引先や目上の人に会ったときは “Pleased to meet you.” を選ぶと丁寧な印象になります。

まとめ

“Nice to meet you” と “Pleased to meet you” はどちらも「はじめまして」を意味する便利な英語表現です。

違いは主にフォーマル度と印象の違い。

使い分けを意識することで相手に与える印象がより良くなります。

自然な英語のあいさつを身につけて、初対面でも自信を持って自己紹介してみましょう!

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