「そういうのはやめろ」は英語でなんていう?シーン別に最適な表現を紹介

B!

日本語でよく使われる「そういうのはやめろ」という一言。

ちょっとした注意から本気の怒りまで、状況によってさまざまなトーンで使われる表現ですよね。

では英語では、同じような意味をどのように表現すればよいのでしょうか?

実は英語でも「やめろ」と伝える言い方は一つではなく、カジュアルな言い回しからフォーマルで丁寧な表現まで、使い分けが大切になります。

この記事では、「そういうのはやめろ」にあたる英語表現をシーン別・ニュアンス別にわかりやすく紹介します。

カジュアル・フレンドリーな場面:Cut it out / Knock it off

親しい間柄でふざけていたり、悪ふざけが度を超してきたときには Cut it out / Knock it off という短く強めの表現が自然です。

例文

  • Cut it out! You’re being really annoying.
    (やめて!ほんとにうざいんだけど)
  • Knock it off, guys. We’re in class.
    (やめろよ、お前ら。授業中だぞ)

どちらも感情がこもった表現で、声のトーンや場面によっては強く響くため注意が必要です。

丁寧に冷静に注意する場面:Stop that / Stop that kind of behavior

職場や公共の場などで冷静にやめてほしいと伝えるときは、Stop that / Stop that kind of behavior というより中立的で丁寧な表現が適しています。

例文

  • Please stop that. It’s inappropriate.
    (やめてください。それは不適切です)
  • Stop that kind of behavior. It’s not acceptable.
    (そういう態度はやめなさい。許されません)

指導する立場や、大人として落ち着いて注意したい場面でよく使われます。

単純に「やめてほしい」と伝えたいとき:Don’t do that / That’s enough

明確に「もうやめて」と言いたいときには Don’t do that / That’s enough を使います

例文

  • Don’t do that again.
    (もう二度とそんなことするな)
  • That’s enough. Let’s move on.
    (もういいよ。次に進もう)

怒りを抑えながらも強く主張したい時に効果的です。

ニュアンス別の使い分けまとめ

表現 ニュアンス 主な使用シーン
Cut it out イライラ・軽い怒り 子供・友人のふざけた行動に
Knock it off うんざり・繰り返しを止めたい 何度もやる行為に
Stop that 中立的・冷静 社会的な場での注意
Stop that kind of behavior 態度全体への注意 職場・教育的な場面
Don’t do that はっきりした命令 強めの否定をしたいとき
That’s enough 限界の意思表示・もう十分 会話を打ち切りたいとき

まとめ

「そういうのはやめろ」は英語で一言で訳せる表現ではありません。

誰に・どんな場面で・どんなトーンで言うのかによって、自然な言い方が異なります。

  • カジュアルに言いたいなら:Cut it out / Knock it off
  • 丁寧に伝えたいなら:Stop that / Stop that kind of behavior
  • はっきり言いたいなら:Don’t do that / That’s enough

こうした表現を覚えておけば、英語でもしっかりと自分の意思を伝えることができるようになりますよ!

最新の記事はこちらから