お店やサービスカウンター、病院などで「整理券をお取りください」と案内する場面はよくあります。

英語ではシンプルに伝えられる表現がいくつかあり、状況や案内する相手に合わせた言い方を使い分けるのがポイントです。

この記事では「整理券をお取りください」を英語でどう言えばいいのか、具体例を交えてわかりやすく解説します。

take a number

もっとも一般的でシンプルな表現が take a number です。

整理券を取って順番を待つ場面でよく使われ、番号札を取る機械のそばにこの表現が表示されていることも多いです。

Please take a number and wait to be called.
(整理券をお取りいただき、番号が呼ばれるまでお待ちください)

Take a number and we’ll assist you shortly.
(整理券をお取りください。すぐにご案内いたします)

番号札を取って順番待ちが必要な場面なら、これだけで自然に通じます。

take a ticket

take a ticket も整理券の案内として使える表現です。

特に紙のチケットやレシート状の整理券を取る場合に使われることが多いです。

Please take a ticket and wait in line.
(整理券をお取りのうえ、列にお並びください)

Take a ticket from the machine before approaching the counter.
(カウンターへお越しの前に機械から整理券をお取りください)

ticket はより「紙や物理的な「券」」というニュアンスが強く出ます。

get a queue number

queue number(順番の番号)という表現も、特に説明を加える場面やイギリス英語圏でよく使われます。

「整理券」の意味を少し丁寧に言いたいときに便利な言い方です。

Please get a queue number from the kiosk.
(端末から整理券(順番番号)をお取りください)

Have you got a queue number yet?
(整理券はもうお取りになりましたか?)

grab a number

カジュアルな口語表現では grab a number という言い方もされます。

「ちょっと番号札を取ってね」という軽いトーンで使いたいときに向いています。

Just grab a number and have a seat.
(整理券を取って座って待っていてください)

You need to grab a number first.
(まずは整理券を取る必要があります)

シーン別おすすめ表現まとめ

英語表現シーン使用例
take a number一般的な整理券全般にPlease take a number and wait to be called.
take a ticket紙のチケット型整理券Take a ticket before approaching the counter.
get a queue number端末やシステムから番号を取る時に丁寧に言う場合Please get a queue number from the kiosk.
grab a numberカジュアルに整理券を取ってもらいたい時Just grab a number and have a seat.

まとめ

「整理券をお取りください」は英語では主に take a number が基本表現ですが、状況やトーンに応じて表現を変えるとより自然に伝わります。

お店や病院、役所、イベント会場など、整理券が必要な場面では非常に便利な表現です。

ぜひ覚えて使い分けてみてくださいね!

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