予約や問い合わせの対応時に欠かせないのが「お名前とお電話番号をお願いします」という確認。

英語では、相手の立場やシーンに合わせて丁寧さや言い回しを変えるのが自然です。

この記事では、使いやすい定番フレーズから丁寧な言い回し、カジュアルな聞き方まで具体的に紹介します。

基本的な表現

May I have your name and phone number?

もっとも丁寧で汎用性の高い聞き方です。

予約対応、電話応対、対面のいずれでも自然に使えます。

例文:
– May I have your name and phone number, please?
(お名前とお電話番号をいただけますか?)

ポイント:
“May I have ~?” は丁寧な依頼の定型表現で、「~をいただけますか?」という意味になります。

名前と電話番号という個人情報を尋ねる場面では、礼儀正しさが重要です。

カジュアルで簡潔な表現

Can I get your name and phone number?

ややカジュアルで、フレンドリーな雰囲気の店や口語でのやり取りに適しています。

例文:
– Can I get your name and phone number, please?
(お名前とお電話番号をお願いします)

ポイント:
“Can I get ~?” は「~を教えてもらえますか?」というカジュアルな表現。

please を添えることで丁寧さを保てます。

電話応対で使いやすい表現

May I take your name and contact number?

「お名前とご連絡先をお伺いしてもよろしいですか?」というややフォーマルな表現です。

例文:
– May I take your name and contact number for the reservation?
(ご予約のためにお名前とご連絡先をお伺いしてもよろしいですか?)

ポイント:
“take” は「受け取る、聞き取る」の意味で、電話応対などでよく使われる表現。

“contact number” は「連絡可能な電話番号」の意味で、より一般的に使えます。

フォーム入力や記録用に使う表現

Could I have your full name and phone number for our records?

書面やシステムへの登録目的で丁寧に確認する際に適しています。

例文:
– Could I have your full name and phone number for our records?
(記録のためにフルネームとお電話番号をいただけますか?)

ポイント:
“for our records” は「記録用として」という定型句で、データ管理が必要なシーンに最適。

“full name” を使うことで苗字・名前の両方を求めるニュアンスが出せます。

飲食店や短時間の対応で使う簡単な表現

Your name and number, please.

短くて明確な表現で、テイクアウトや少人数予約のようにテンポよく対応したい時に便利です。

例文:
– Your name and number, please.
(お名前と電話番号をお願いします)

ポイント:
短く簡潔ながら、please を添えることで命令形の印象をやわらげられます。

スピーディーな接客が求められる場面に適した表現です。

まとめ:使い分けのポイント

シーン・目的英語表現例ポイント
丁寧に情報を伺いたい場合May I have your name and phone number?標準的で礼儀正しい定番表現
カジュアル・スピーディーに対応したい場合Can I get your name and phone number?口語的で親しみやすく、テンポの良いやり取りに最適
電話対応・フォーマルな印象を与えたい場合May I take your name and contact number?電話口での対応に適し、信頼感のある印象を与える
登録・記録が必要な場合Could I have your full name and phone number for our records?フォーム記入や顧客管理に使える丁寧な依頼表現
短時間で簡潔に対応したい場合Your name and number, please.短くはっきり伝えたいときに最適な表現

「お名前とお電話番号をお願いします」というフレーズは場面や接客スタイルに合わせて使い分けましょう!

適切な表現方法を使うことが英語での接客の質を高めてくれるはずです!

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