レストラン・飛行機・イベントなどで使われる「満席です」という言葉。
英語でも状況に応じて自然な表現を使い分けることが大切です。
この記事では「満席です」を英語でどう言えばいいか、シーン別にぴったりの表現を紹介します!
飲食店・カフェなどでの「満席です」:We’re full. / We’re fully booked.
飲食店などで「今は席がいっぱいです」というときに使える表現がこちら:
- We’re full.
- We’re fully booked.
例文:
- Sorry, we’re full at the moment.
申し訳ありません、現在満席です。 - We’re fully booked until 8 p.m.
8時までは予約でいっぱいです。
“We’re full” はシンプルで口語的。
“We’re fully booked” は予約制のお店などで丁寧に聞こえる表現です。
飛行機・電車・バスなど交通機関での「満席」:It’s full. / There are no available seats.
交通機関の席が埋まっている場合は、「それ(その便)は満席です」と言います。
- It’s full.
→ シンプルに「満席です」 - There are no available seats.
→ 「空席はありません」という丁寧な言い方
例文:
- Is there a seat on the 3 p.m. flight?
→ Sorry, it’s full.(申し訳ありません、満席です) - I’d like to book a train to Osaka.
→ That train is fully booked.(その列車は満席です)
映画館・イベント・ライブなどでの「満席」:Sold out / No seats left
映画やライブなどのイベントでは、「チケット完売」や「座席が残っていない」という言い方をします。
- It’s sold out.
→ チケットが売り切れている(=満席) - There are no seats left.
→ 残席なし
例文:
- Are there any tickets left for tonight’s concert?
→ No, it’s sold out.(いいえ、満席です) - Can I get two seats for the 6:30 movie?
→ Sorry, there are no seats left.(申し訳ありません、もう席はありません)
ビジネスやフォーマルな場面では?
より丁寧に言いたいときには、次のような表現も使えます:
- We’re at capacity.
(収容人数の上限に達しています) - All reservations are currently taken.
(現在すべての予約が埋まっています)
フォーマルなイベントやホテルの案内などでも使われる表現です。
シーン別まとめ
英語表現 | シーン | ニュアンス・補足 |
---|---|---|
We’re full. | 飲食店・カフェ | カジュアルで口語的な「満席です」 |
We’re fully booked. | 飲食店・予約制店舗 | 「予約でいっぱい」の丁寧な言い回し |
It’s full. | 飛行機・バス・電車 | 「その便は満席」の直接的な言い方 |
There are no available seats. | 交通・イベント全般 | より丁寧に「空席なし」を表現 |
It’s sold out. | 映画・ライブ・イベント | チケット売り切れ、=満席 |
There are no seats left. | 映画館や小規模イベントなど | 座席が残っていない、ややカジュアル |
We’re at capacity. | 会場・ホテル・展示など | 「収容上限に達した」のフォーマル表現 |
まとめ
「満席です」は英語で一言に訳すのが難しく、状況に応じて使い分けが必要です。
- 飲食店 → We’re full. / Fully booked.
- 交通機関 → It’s full. / No available seats.
- イベント → Sold out. / No seats left.
- フォーマル → At capacity.
シーンに合わせて適切な表現を使うと、自然で伝わりやすい英語になりますよ!