ファストフード店やカフェ、テイクアウト対応の飲食店では、お客様に店内とテイクアウトどちらかを確認するのは定番のやりとりです。
この記事では、「こちらでお召し上がりですか?お持ち帰りですか?」を英語で伝える方法を、具体的な例とともにわかりやすく解説します。
目次
基本的な表現
For here or to go?
最もよく使われるシンプルな表現で、特にアメリカで定番です。
例文:
– Hi, for here or to go?
(こんにちは。こちらでお召し上がりですか?それともお持ち帰りですか?)
ポイント:
“for here”=店内飲食
“to go”=持ち帰り
カジュアルでテンポの良いやり取りに適しています。
丁寧に尋ねたいときの表現
Will you be dining in or taking it to go?
もう少し丁寧に確認したい場面で使われるフレーズです。
例文:
– Will you be dining in or taking it to go?
(店内でお召し上がりですか?それともお持ち帰りですか?)
ポイント:
“dining in” は「店内で食べる」の丁寧な表現。
“taking it to go” で「持ち帰る」の意味になります。
フォーマル・接客丁寧めな表現
Would you like to dine in or take away?
イギリス英語圏や、よりフォーマルな接客スタイルで使われる表現です。
例文:
– Would you like to dine in or take away?
(店内でお召し上がりですか?お持ち帰りになさいますか?)
ポイント:
“take away” はイギリス英語で「持ち帰り」の意味。
“Would you like to…” は丁寧で好印象な依頼・確認の定番構文です。
接客カウンターで自然に使える表現
Is that for here or takeout?
店員側が注文の確認時にさりげなく使える口語的な聞き方です。
例文:
– Is that for here or takeout?
(こちらでお召し上がりですか?それともテイクアウトですか?)
ポイント:
“takeout” は “to go” と同様にアメリカ英語で「持ち帰り」の意味。
“Is that for ~?” という構文で、注文内容について自然に確認できます。
オーダーシートや端末での文面向け表現
Please select dine-in or takeout.
券売機やオンライン注文画面などでよく見かける表現です。
例文:
– Please select dine-in or takeout.
(店内飲食かテイクアウトかをお選びください)
ポイント:
“dine-in” と “takeout” を名詞として扱った文面形式。
“select” は「選択する」の丁寧な書き言葉です。
まとめ:用途別おすすめ表現一覧
シーン・用途 | 英語表現例 | 特徴・使い分けポイント |
---|---|---|
カジュアルなやり取り | For here or to go? | アメリカ英語の定番。短くて聞き取りやすい表現 |
丁寧な接客・対面対応 | Will you be dining in or taking it to go? | 丁寧で分かりやすい。初対面のお客様にも安心して使える |
イギリス英語圏・フォーマル | Would you like to dine in or take away? | “take away” を使うと英国式に自然 |
注文時の確認フレーズ | Is that for here or takeout? | 注文内容と一緒に自然に確認できるカジュアルな表現 |
システム画面・メニュー表記 | Please select dine-in or takeout. | 文書・機械表示に適した公式感のある表現 |
「こちらでお召し上がりですか?お持ち帰りですか?」という一言でも、英語ではさまざまな表現があります。
接客シーンやお客様との距離感、店舗のスタイルに応じて、最適な表現を使い分けましょう!