飲食店で会計時や注文の合計金額を伝える際、「合計はこちらになります。」と英語で伝える表現はよく使われます。
この記事では、シーン別に最適な表現と使い方のポイントを紹介します。
目次
基本表現
"Here is the total."
シンプルでストレートに「合計はこちらです」と伝える表現です
ヒア イズ ザ トータル
一般的な飲食店で会計時に使います。
- here is:「こちらが〜です」
 - the total:「合計」
 
短くてわかりやすいので、初めての方にも使いやすい表現です。
実際の会話例:
スタッフ: "Here is the total."
(合計はこちらになります。)
お客様: "Thank you!"
(ありがとうございます!)
より丁寧でフォーマルな表現
"The total amount is as follows."
丁寧でフォーマルな印象を与える表現です
ザ トータル アマウント イズ アズ フォローズ
高級レストランやホテルの会計時に適しています。
- total amount:「合計金額」
 - as follows:「以下の通り」
 
正式な場で使うと、プロフェッショナルな印象を与えられます。
実際の会話例:
スタッフ: "The total amount is as follows."
(合計金額はこちらになります。)
お客様: "Thank you very much."
(どうもありがとうございます。)
カジュアルで親しみやすい表現
"This is your total."
親しみやすく、気軽に使える表現です
ディス イズ ユア トータル
カフェやファストフード店、居酒屋などで気軽に会計を伝える時に使います。
- this is:「こちらが〜です」
 - your total:「お客様の合計」
 
フレンドリーで自然な響きがあり、親しみやすさを演出します。
実際の会話例:
スタッフ: "This is your total."
(合計はこちらになります。)
お客様: "Great, thanks!"
(いいですね、ありがとう!)
金額を伝える際に使う表現
"Your total comes to $25."
合計金額を具体的に伝える際に使う表現です
ユア トータル カムズ トゥ トゥエンティファイブ ドルズ
お会計時に合計金額を伝えたいときに使います。
- comes to:「〜になる、合計で〜」
 
具体的な金額を伝えることでお客様に明確な情報を提供できます。
実際の会話例:
スタッフ: "Your total comes to $25."
(合計は25ドルになります。)
お客様: "Here you go."
(はい、どうぞ。)
割引やサービス料を含めて伝える表現
"The total, including tax and service charge, is $30."
税金やサービス料を含めた合計を伝えるときに使います
ザ トータル インクルーディング タックス アンド サービス チャージ イズ サーティ ドルズ
税金やチップが加算される場合に詳しく説明したい時に使います。
- including:「〜を含む」
 - tax:「税金」
 - service charge:「サービス料」
 
追加料金も合わせて伝えることでトラブル防止になります。
実際の会話例:
スタッフ: "The total, including tax and service charge, is $30."
(税金とサービス料を含めた合計は30ドルです。)
お客様: "Thank you for letting me know."
(教えてくれてありがとうございます。)
シーン別の使い分け
ここまで紹介した5つの表現を、実際の飲食店のシーンに合わせてどう使い分けるかを整理しました。
お店の雰囲気やお客様の状況を見極めて、最適な表現を選びましょう。
| シーン | おすすめ表現 | 理由 | 
|---|---|---|
| 高級レストラン・ホテル | "The total amount is as follows." | フォーマルで丁寧な印象を与えやすい | 
| 一般的な飲食店 | "Here is the total." | シンプルでわかりやすく使いやすい | 
| カフェ・ファストフード | "This is your total." | 親しみやすくカジュアルな雰囲気に合う | 
| 具体的な金額を伝えたい場合 | "Your total comes to $XX." | 合計金額を明確に伝えられる | 
| 税金やサービス料を含めて伝える時 | "The total, including tax and service charge, is $XX." | 追加料金も合わせて説明できる | 
まとめ
「合計はこちらになります。」は、店の雰囲気やお客様の状況に応じて表現を選ぶことが大切です。
- 初心者におすすめ: "Here is the total."
 - フォーマル重視: "The total amount is as follows."
 - カジュアル: "This is your total."
 - 金額を明確に伝えたい時: "Your total comes to $XX."
 - 税金やサービス料を含めて伝える時: "The total, including tax and service charge, is $XX."
 
笑顔と親切な態度で伝えることが、何よりも大切です。
これらの表現を使い分けて、外国人のお客様にも快適なサービスを提供しましょう!