予約を受けた後、内容を確認するために使う「ご予約内容を確認させていただきます」。
英語では丁寧さやシーンに応じて、「確認する」という表現のニュアンスを調整することが重要です。
この記事では、定番の言い回しからカジュアルな表現までシーン別に詳しく紹介します。
目次
基本的な表現
Let me confirm your reservation.
もっとも定番で丁寧な表現。
「ご予約内容を確認させていただきます」に最も近いニュアンスです。
例文:
– Let me confirm your reservation.
(ご予約内容を確認させていただきます)
ポイント:
“Let me ~” は「〜させてください」という丁寧で自然な表現。
“confirm” は「確認する、確定させる」という意味を持ち、ビジネス・接客の両方で広く使われます。
フォーマルな丁寧表現
I’d like to confirm the details of your reservation.
丁寧さを意識したやわらかい言い方で、ホテルやクリニックなどフォーマルな場面に適しています。
例文:
– I’d like to confirm the details of your reservation.
(ご予約内容の詳細を確認させていただきます)
ポイント:
“I’d like to” は「〜したいのですが」という控えめで丁寧な依頼表現。
“the details of your reservation” と具体的に言うことで、正確な確認の姿勢を表せます。
電話応対でよく使われる表現
Just to confirm your reservation...
電話でのやり取りでは、自然な導入としてよく使われます。
例文:
– Just to confirm your reservation, that’s a table for two at 7 PM, correct?
(ご予約内容を確認させていただきます。2名様で午後7時、でよろしいですね?)
ポイント:
“Just to confirm…” は「確認のために念のため」といった柔らかい前置き。
確認ミスを防ぐニュアンスを持ち、スムーズな対応に役立ちます。
サロン・クリニックなどで日時やサービス内容を再確認する表現
I’ll go over your booking details now.
直訳すると「ご予約の詳細をこれから確認します」。
カジュアルながらも丁寧な印象を与える表現です。
例文:
– I’ll go over your booking details now.
(それではご予約内容を確認いたします)
ポイント:
“go over” は英熟語で「詳しく確認する・見直す」という意味。
対面でゆっくり説明しながら確認する場面に適しています。
カジュアルな接客対応に向いた表現
Let’s check your reservation.
ややカジュアルで、お客様と一緒に確認するようなフレンドリーなニュアンスがあります。
例文:
– Let’s check your reservation together.
(一緒にご予約内容を確認しましょう)
ポイント:
“Let’s ~” は「一緒に~しましょう」の意味。
親しみを込めた接客や常連対応に使いやすい表現です。
まとめ:使い分けのポイント
シーン・目的 | 英語表現例 | ポイント |
---|---|---|
一般的で丁寧な表現 | Let me confirm your reservation. | もっとも汎用的で、丁寧な表現 |
フォーマル・信頼感が求められる場合 | I’d like to confirm the details of your reservation. | 控えめで丁寧、ホテルや医療機関などに適する |
電話応対の導入表現 | Just to confirm your reservation... | “確認のために”と前置きすることで自然な導入に |
サロン・クリニックなど | I’ll go over your booking details now. | “go over”で丁寧に内容を確認する姿勢を表現 |
カジュアルな対応 | Let’s check your reservation. | 一緒に確認する親しみある雰囲気を出せるフレーズ |
「ご予約内容を確認させていただきます」という一言も、英語ではトーンの違いや相手との距離感に応じて表現を選ぶことがポイントです。
適切な言い回しを使い分けることで、安心感のある丁寧な接客を実現しましょう!