英会話でよく使う「わかりました」にあたる表現、I see と I understand。
どちらも「理解する」という意味ですが、ネイティブはシーンによって使い分けています。
この記事ではI see と I understand のニュアンスの違い・使い分け方をわかりやすく解説します!
I see の意味と使い方
I see は直訳すると「見える」ですが、会話では
「なるほど」
「そういうことか」
といった軽い理解や納得を表します。
特徴:
- 会話の相づち的に使われる
- 新しい情報を聞いて納得したとき
- 感情や状況を理解したときに使う
例文:
- Oh, I see what you mean.
ああ、なるほど、あなたの言いたいことがわかった。 - I see, so that’s why you were late.
なるほど、だから遅れたのか。 - I see. Thanks for explaining!
そういうことか。説明してくれてありがとう!
ポイント:
- 深く考えるというより「表面的に理解した」「納得した」という反応。
- 会話のテンポを保つために、相手への共感やリアクションとしてよく使われます。
I understand の意味と使い方
I understand は「理解している」「把握している」という、よりしっかりした理解を示します。
特徴:
- 理解の深さ・認識の明確さを強調
- 感情・状況を思いやるときにも使える
- 「わかっています」という確信のある表現
例文:
- I understand what you're going through.
あなたの大変さはわかります。 - Yes, I understand the instructions clearly.
はい、説明はよく理解できました。 - I totally understand why you’re upset.
君が怒るのもよくわかるよ。
ポイント:
- 感情的な共感や、論理的に内容を把握したときにも使える。
- ビジネスやフォーマルな場面でも安心して使える表現です。
シーン別の使い分けまとめ
表現 | 主な意味 | シーン | ニュアンス・使い分け |
---|---|---|---|
I see | (軽い)なるほど | 日常会話、相づち、反応 | 表面的な理解・情報を受け取って納得 |
I understand | 理解しています/共感します | 丁寧な会話、感情的な共感、ビジネス | 確信のある理解・深い理解や認識を表現 |
どちらを使えばいい?
- 相手の話に「なるほど」「そういうことね」と反応したい時 → I see
- 相手の立場や感情に寄り添ったり、ちゃんと理解していることを示したい時 → I understand
- 指示や説明に対して「わかりました」→ I understand の方がフォーマルで丁寧
まとめ
I see は「なるほどね〜」という軽いリアクション、I understand は「ちゃんと理解していますよ」というしっかりした伝え方。
日常会話でもビジネスでもこの2つを使い分けられると表現力が一気にアップします!
- カジュアルな会話 → I see
- 丁寧に伝えたいとき → I understand
シーンや相手に合わせて、自然に使い分けてみましょう!