英語の会話やドラマでときどき耳にするカジュアルな表現 “get the runs”。
直訳すると「走ることを得る」ですが、実際の意味はまったく違います。
このフレーズ、実は「お腹を下す」「下痢になる」というかなり口語的な言い回しなんです。
この記事では“get the runs” の意味や使い方を、例文とともにわかりやすく解説します!
get the runs の意味は?
get the runs は英語のスラングで、「下痢になる」「お腹を壊す」という意味です。
“run” には「走る」以外に、「液体が流れ出す」「漏れる」といった意味もあり、お腹がゆるくなってトイレに頻繁に行きたくなる様子をたとえて使われます。
名詞形 “the runs” で「下痢」を意味し、“get” は「〜になる」という変化を表します。
つまり、get the runs = 下痢になる ということです。
例文で使い方をチェック!
- I got the runs after eating that street food.
あの屋台料理のせいでお腹を下しちゃった。 - Be careful with that dish — it gave me the runs last time.
その料理気をつけて。前に食べてお腹壊したから。 - He’s not coming in today. He’s got the runs.
彼今日は来ないよ。お腹壊してるんだって。
どれもカジュアルな場面での使用が基本で友人同士の会話やSNSなどでよく見られます。
get the runs はどんな場面で使える?
- 屋台や海外旅行で食あたりしたとき
- 冷たいものを食べてお腹を壊したとき
- 急にお腹がゆるくなってトイレに何度も行くようなとき
病院などのフォーマルな場面では避け、代わりに “I have diarrhea.” を使うのが適切です。
類似表現との違い
表現 | 意味 | ニュアンス |
---|---|---|
get the runs | 下痢になる(スラング) | カジュアル、友人同士の会話向き |
have diarrhea | 下痢です(正式) | 医療・フォーマルな場面に適切 |
have an upset stomach | お腹の調子が悪い | ややぼかした表現、軽い症状にも対応 |
my stomach is acting up | お腹の調子が変だ | あいまいに伝えたいときに便利 |
まとめ
get the runs は、「お腹を下す」「下痢になる」という意味のカジュアルな英語表現です。
直訳すると意味がつかみにくいですが、英語圏では非常によく使われるスラングです。
使うときのポイント:
- ⚪︎ 友人同士・カジュアルな場面で使用OK
- × フォーマルな会話や病院では “have diarrhea” を使おう
「ちょっとお腹こわしたかも…」そんなときに自然に使える便利な表現、ぜひ覚えておきましょう!