“for seconds” は、特に食事の場面で使われるカジュアルな英語表現で、「おかわりをする」「2杯目・2皿目を取る」という意味を表します。
日常会話で頻繁に登場し、親しい間柄や家庭的な雰囲気の中で使われることが多い表現です。
この記事では、“for seconds” の意味と使い方を詳しく解説し、類義語や関連表現との違いも紹介します。
目次
“for seconds” の意味と使い方
「おかわり」「2杯目」「2皿目」の意味
“seconds” はもともと「2番目」「2回目」という意味の名詞です。
ただ、食事の文脈では “go for seconds” や “ask for seconds” のように使われ、「もう一度同じ料理をもらう」「おかわりする」という意味になります。
例文:
- He liked the stew so much that he went back for seconds.
(彼はそのシチューがとても気に入って、おかわりをした) - Would anyone like seconds?
(どなたかおかわりはいかがですか?) - I’m too full for seconds.
(お腹いっぱいで、おかわりは無理)
このように “seconds” 単体で「おかわり」を意味するため、“go for seconds” は「2回目を取りに行く」、つまり「おかわりをしに行く」というカジュアルな表現になります。
用法のポイント
- “seconds” は可算名詞として用いられ、主に複数形で使う(例:get some seconds)
- 口語表現であり、フォーマルな場ではあまり使われない
- 特定の料理名を指さずに、「料理全般」のおかわりを指す汎用表現
類義語・関連表現との違いと使い分け
似たような意味を持つ英語表現はいくつかありますが、それぞれにニュアンスや使われ方の違いがあります。
表現 | 意味 | ニュアンス・使い分け |
---|---|---|
for seconds | おかわり(2回目) | 最もカジュアル。料理全般に使える。日常会話に最適 |
another helping | 追加の一皿 | やや丁寧。料理名を明示せずにおかわりを指すときに使える |
a second serving | 2回目の盛りつけ | ややフォーマル。提供する側が使うことも多い |
refill (飲み物向け) | 飲み物のおかわり | 飲料によく使われる。コーヒーやソフトドリンクによく使う |
top up (主に英・飲料) | 飲み物のつぎ足し | イギリス英語寄り。飲み物の量を再び増やすことを指す |
類語の例文比較
- Would you like seconds?
(おかわりはいかがですか?)
→ 一般的な食事全体に対するカジュアルな聞き方 - Can I have another helping of mashed potatoes?
(マッシュポテトをもう一皿いただけますか?)
→ 料理名を明確にして丁寧におかわりを頼む表現 - He asked for a second serving of lasagna.
(彼はラザニアのおかわりを頼んだ)
→ ややフォーマルな書き言葉に向いた表現 - Would you like a refill on your coffee?
(コーヒーのおかわりはいかがですか?)
→ 飲み物に対して特化した表現
“for seconds” が使われる典型的なシーン
家族や友人との食事
- “Who wants seconds?”(おかわりしたい人いる?)
- “That was delicious—I’m going for seconds.”(すごく美味しかった。おかわりしよう)
ビュッフェやパーティーなどカジュアルな場
- “I might go back for seconds later.”(後でおかわりに行くかも)
まとめ
“for seconds” は、「おかわりをする」「2回目を取る」という意味の口語的な表現で、日常会話の中で非常によく使われます。
- go for seconds / ask for seconds で「おかわりをする」の意味
- another helping や second serving よりもカジュアルで、家族・友人間の会話にぴったり
特に英語圏での食事の場面では頻繁に登場するため、この表現を知っていると会話がぐっと自然になります。
カジュアルな雰囲気の中での「おかわり」に、ぜひ使ってみてくださいね!