飲食店やホテルの受付、案内の場面でよく使われる「ご一緒ですか?」というフレーズ。
これは、お客様同士が同じグループかどうかを確認するためのひと言で、英語でもシーンに応じた様々な言い回しが存在します。
この記事では、「ご一緒ですか?」を英語で自然に伝えるためのフレーズを、接客シーン別に丁寧に解説します。
目次
基本的な表現
Are you together?
もっとも直接的でシンプルな表現です。
例文:
– Are you together?
(ご一緒ですか?)
ポイント:
“together” は「一緒に」という意味の副詞。
“Are you together?” で「あなたたちは同じグループですか?」という確認になります。
カジュアルな接客から、一般的な受付対応まで幅広く使えます。
飲食店での来店時や順番待ちの確認
Are you in the same party?
レストランや受付でよく使われる丁寧で自然な表現です。
例文:
– Excuse me, are you in the same party?
(失礼ですが、ご一緒のグループですか?)
ポイント:
“party” は「一行」「グループ」を意味し、予約や案内時に頻出する語です。
“the same party” とすることで「同じグループであるか」を丁寧に確認するニュアンスになります。
フォーマルな場面での確認
May I confirm if you’re dining together?
フォーマルレストランやホテルで、敬意を込めて確認したいときに適した表現です。
例文:
– May I confirm if you’re dining together?
(ご一緒にお食事されるご予定か、確認してもよろしいでしょうか?)
ポイント:
“May I confirm…” は非常に丁寧な確認の導入表現。
“dining together” で「一緒に食事される」という具体的な行動を表すことで、誤解を避けられます。
受付や予約確認で特に使いやすい丁寧表現です。
カジュアルな店舗やフレンドリーな接客
You guys together?
砕けた雰囲気で、親しみのあるやりとりをしたい場面に使えます。
例文:
– You guys together?
(みなさん一緒ですか?)
ポイント:
“you guys” は口語的でカジュアルな呼びかけ。
“together?” をつけるだけで、軽快でフレンドリーな確認になります。
ファストフード店やカフェなど、テンポ重視の店舗に最適です。
特定の人と同伴かを尋ねる場合
Are you with him/her?
すでに来店している人を指して「ご一緒ですか?」と確認する場合の表現です。
例文:
– Are you with her?
(彼女とご一緒ですか?)
– Are you with the gentleman over there?
(あちらの男性とご一緒ですか?)
ポイント:
“Are you with ~?” は「~と一緒ですか?」という定番の確認表現。
目印となる人を示して使うことで、スムーズに状況確認ができます。
まとめ:用途別のおすすめ表現
シーン・用途 | 英語表現例 | 特徴・使い分けポイント |
---|---|---|
一般的な確認 | Are you together? | シンプルでどんな場面でも使える基本表現 |
飲食店・順番待ち | Are you in the same party? | “party” を使って丁寧にグループ確認 |
フォーマルな接客 | May I confirm if you’re dining together? | 丁寧で敬意ある表現。ホテル・高級店向け |
カジュアル接客 | You guys together? | くだけた言い方でテンポのよい対応に適す |
特定の同伴者確認 | Are you with him/her? | すでに来ている人との同伴を確認する際に使える |
「ご一緒ですか?」というひと言でも、英語ではトーンや状況に応じた表現の選び方が大切です。
丁寧な接客を心がけるために、シーンごとの適切なフレーズを使い分けましょう。