飲食店の接客や電話予約の対応で、「何名様ですか?」という問いかけは欠かせません。
英語では人数の確認を自然に尋ねる方法がいくつかあり、シーンごとに使い分けが大切です。
この記事では、「何名様ですか?」を英語で表現する方法を、具体的な例とともに解説します。
目次
基本的な表現
How many people?
もっともシンプルで広く使える基本表現です。
例文:
– How many people?
(何名様ですか?)
ポイント:
“how many” は「いくつ」「何人」の意味で、“people” は「人々・人数」の基本単語。
簡潔でありながら、カジュアルから丁寧な接客まで幅広く対応できます。
飲食店での来店時の接客に適した表現
How many in your party?
飲食店などで「何名様でいらっしゃいましたか?」と丁寧に尋ねたいときの定番表現。
例文:
– Good evening. How many in your party?
(こんばんは。何名様ですか?)
ポイント:
“party” は「一緒のグループ」や「ご一行様」の意味で、レストランや受付でよく使われる表現。
“your party” と言うことで、相手を尊重したニュアンスになります。
電話予約時に使いやすい表現
For how many people should I make the reservation?
予約対応で「何名でご予約いたしましょうか?」と丁寧に尋ねる表現です。
例文:
– Certainly. For how many people should I make the reservation?
(かしこまりました。何名様でご予約を承りますか?)
ポイント:
“for how many people” という構文で、「何名のために」という意味になります。
文全体が丁寧で、電話やメールでも使いやすい表現です。
カジュアルな店舗やフランクな接客向け
How many of you? / A table for how many?
来店時の雰囲気に応じて、くだけた口調で人数を尋ねたいときに自然な表現です。
例文:
– Hi there! How many of you today?
(こんにちは!本日は何名様ですか?)
– A table for how many?
(何名様用のお席をご希望ですか?)
ポイント:
“How many of you?” は「何人でいらっしゃいましたか?」という意味で、グループの人数をカジュアルに確認する定番フレーズです。
“A table for how many?” は「何名様用のテーブルをご希望ですか?」という意味で、口頭での案内に適した柔らかい聞き方です。
どちらもスピーディーで親しみのある接客を演出できます
フォーマルなレストラン・ホテルなどでの表現
May I ask how many guests will be joining you?
丁寧で洗練された言い回しを求められる接客で重宝する表現です。
例文:
– May I ask how many guests will be joining you this evening?
(今晩は何名様でいらっしゃいますか?)
ポイント:
“guests” は「お客様・来客」という意味で、敬意を込めた呼び方です。
“joining you” を加えることで、相手に同行する人数というニュアンスになります。
まとめ:使い分けのポイント
シーン・用途 | 英語表現例 | ポイント |
---|---|---|
基本的な表現 | How many people? | シンプルで汎用性が高く、幅広く使える表現 |
飲食店での受付・案内時 | How many in your party? | “party” は「ご一行様」の意味。レストランでよく使われる丁寧な表現 |
電話予約・Web予約の際の確認 | For how many people should I make the reservation? | フォーマルで文章にも適しており、予約対応に最適な構文 |
カジュアルな会話・テンポ重視の接客 | Just the two of you? / A table for two? | カジュアルで自然な会話スタイル。来店時の確認に向いている |
高級店やホテルなど丁寧さが必要な場面 | May I ask how many guests will be joining you? | 丁寧で敬意のある表現。“guests” を使うことで上質な接客を演出できる |
「何名様ですか?」という一言でも、英語ではシーンに応じて様々な表現が可能です。
相手への敬意やお店のトーンに合わせて使い分けることで、より洗練された接客を目指しましょう!