お店の入り口やエレベーター、ビルの外など、日常生活でよく目にする「監視カメラ」。

英語ではどのように表現されるかご存じですか?

実は、「監視カメラ」は英語で1つだけの言い方ではなく、状況や用途によっていくつかの表現が使い分けられています

この記事では、最もよく使われる表現と、それぞれのニュアンスの違いをわかりやすく解説します!

security camera(セキュリティカメラ)

もっとも一般的で広く使われている表現が security camera

直訳すると「防犯カメラ」ですが、家庭・店舗・オフィス・公共施設など、ほとんどの場面で使える万能な表現です。

  • There’s a security camera at the entrance.
    入り口に監視カメラがあります。
  • The security camera caught the thief.
    防犯カメラが犯人を捉えていた。

会話・看板・英語の案内文など、日常的な英語で最もよく登場する表現です。

surveillance camera(サーベイランスカメラ)

よりフォーマルな表現が surveillance camera
“surveillance” は「監視」という意味のやや硬い単語なので、法的・公的な監視や、警察・軍・施設などでの常時監視を指すときによく使われます。

  • The building is monitored by surveillance cameras 24/7.
    その建物は監視カメラによって24時間監視されています。
  • Surveillance camera footage was used as evidence.
    監視カメラの映像が証拠として使われた。

ニュース記事や報道、施設の管理業務などでよく登場する表現です。

補足:CCTV(シーシーティーヴィー) ってなに?

イギリスや一部の国では、「監視カメラ」を CCTV(= Closed-Circuit Television) と呼ぶことがあります。

これは限られた範囲内だけで映像を送受信するカメラシステムのことで、意味的には surveillance camera とほぼ同じです。

  • London is full of CCTV cameras.
    ロンドンにはCCTVカメラがたくさんある。

ただし、アメリカやカジュアルな会話ではあまり使われないため、日常英語では “security camera” を使うのが無難です。

シーン別まとめ

シーン英語表現ニュアンス・補足
日常会話・家庭・お店などsecurity camera一番一般的。看板や注意書きでも使われる
法的・公的な監視/ニュースsurveillance cameraフォーマルでやや専門的
イギリス英語や専門システム用CCTVイギリスで主流/技術用語としても使われる

まとめ

「監視カメラ」は英語で主に security camera と言います。

それよりもフォーマルな場面では surveillance camera、イギリスなどでは CCTV という表現も使われます。

それぞれの表現をシーンによって使い分ければ、英語での表現力がぐっと自然になりますよ!

海外旅行先での注意書きや、英語ニュースでもよく出てくる単語なので、ぜひ覚えておきましょう。

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