予約の新規受付だけでなく、日程変更や内容確認の電話でも「ご予約時間とお名前を教えてください」とお伺いすることは多いです。

英語でこのやり取りを行う際は、シーンに応じて丁寧さやニュアンスを調整した表現を選ぶことで、スムーズで感じのよい対応ができます。

この記事では、予約受付・変更・確認時に使える「ご予約時間とお名前をいただけますか?」の英語表現を、シーン別に詳しく紹介します。

基本的な表現

May I have your name and reservation time?

もっとも丁寧かつ汎用的な聞き方です。

「お名前と予約時間をいただけますか?」という意味で、対面・電話・メールいずれでも自然に使えます。

例文:
– May I have your name and reservation time, please?
(お名前とご予約の時間をいただけますか?)

ポイント:
“May I have…” は丁寧な依頼の定番表現で、接客英語では非常に広く使われます。

“reservation time” は「予約時間」という意味で、飲食・宿泊・サービス業すべてに対応できる汎用表現です。

飲食店での電話予約時に使いやすい表現

Can I get your name and the time of your reservation?

少しカジュアルな印象で、電話でのテンポの良いやりとりに向いています。

初めての来店でも丁寧さを保ちつつ自然に伝えられます。

例文:
– Can I get your name and the time of your reservation?
(お名前とご予約時間をお伺いしてもよろしいですか?)

– What name is the reservation under, and for what time?
(ご予約はどのお名前で、何時のご予約でしょうか?)

ポイント:
“Can I get…” は口語的でありながら丁寧さもある表現。

“the reservation is under…”〜という名前で予約されている」という定番フレーズで、聞き手が予約を照合するのに適しています。

サロン・クリニック・ホテルなど丁寧な確認が必要な場面

Could I confirm your name and appointment time?

予約の再確認や変更手続きの際に非常に自然な聞き方です。

安心感と丁寧さを与えます。

例文:
– Could I confirm your name and appointment time?
(お名前とご予約時間の確認をさせていただいてもよろしいでしょうか?)

– May I confirm the name and time of your appointment?
(ご予約のお名前と時間を確認させていただけますか?)

ポイント:
“confirm” は「確認する」という意味の動詞で、予約変更時や内容照会に非常によく使われます。

“appointment” は医療・美容・面談など「人と会う予約」にぴったりの表現です。

カジュアルな店舗やフランクなやり取りでの表現

What time is your booking and under what name?

短くテンポよく伝えられる表現で、電話やカウンター接客など、サッと情報を聞き出したいときに有効です。

例文:
– What time is your booking and under what name?
(何時のご予約で、どのお名前になりますか?)

– Can I take your name and what time you booked?
(お名前とご予約の時間を教えていただけますか?)

ポイント:
“under what name?” は「どのお名前で予約されていますか?」という自然な英語の定型句。

“booking” は主にイギリス英語で使われる「予約」の表現で、特に飲食・旅行系に多く見られます。

メールや予約フォームでのやり取りに使える表現

Please provide your name and preferred time for the reservation.

文章やメールでのやり取りでは、少しフォーマルな依頼表現が好まれます。

例文:
– Please provide your name and preferred time for the reservation.
(ご予約のお名前と希望時間をご記入ください)

– Kindly let us know your name and what time you would like to book.
(お名前とご希望の時間をお知らせください)

ポイント:
“provide” は「提供する」という丁寧な依頼に向いた語で、文面でも印象が良いです。

“preferred time” は「希望時間」という意味で、変更や調整が必要な場合にも適した表現です。

まとめ:予約受付・変更・確認に使える英語表現比較

シーン・用途英語表現例特徴・使い分けポイント
一般的な接客全般May I have your name and reservation time?最も丁寧で万能な表現。あらゆる業種・媒体に対応可能。
飲食店・電話予約時Can I get your name and the time of your reservation?会話のテンポに合う自然な言い回し。口語的で親しみやすい。
サロン・クリニック・ホテルCould I confirm your name and appointment time?変更や再確認時に安心感を与える丁寧な表現。
カジュアルなやり取りWhat time is your booking and under what name?気軽でスピーディーな対応に最適。電話や対面に向いている。
メール・フォームでの受付Please provide your name and preferred time for the reservation.文章向きで丁寧な依頼。フォーム・メールでの使用に最適。

「ご予約時間とお名前をいただけますか?」の英語表現は、予約の受付だけでなく、変更・確認の場面でも非常に重要です。

シーンに合った適切な言い回しを使うことで、安心感と信頼感のある接客に近づけるはず!

 

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