日本語で日常的に使う「いらない」という表現。

何かを断ったり、興味がないことを示したり、時にはやんわりと断ることもありますよね。

英語でも「いらない」は場面やトーンによってさまざまな言い方があります。

この記事ではカジュアルな断りから丁寧な表現まで、シーン別に「いらない」の英語表現をわかりやすく紹介します。

カジュアルな場面:No thanks / I don’t want it

No thanks / I don’t want it は友人との会話や気軽なやりとりで使える、シンプルな断り表現です。

例文

  • Do you want some cake?
    — No thanks.
    (ケーキいる? — いらない)
  • I don’t want it anymore.
    (もういらないよ)

「No thanks」は最も使いやすい表現で、少し丁寧さもあるので便利です。

丁寧に断りたいとき:I’m good / I’m okay, thank you

I’m good / I’m okay, thank you はやんわりと、角が立たないように断るときの表現です。

例文

  • Would you like some coffee?
    — I’m good, thanks.
    (コーヒーいかがですか? — 大丈夫です、ありがとう)
  • I’m okay, thank you.
    (結構です、ありがとうございます)

相手の気遣いに感謝しつつ断るニュアンスが含まれており、ビジネスシーンや接客でも自然です。

強く否定・拒否する場合:I don’t need it / I don’t want that

I don’t need it / I don’t want that はきっぱりと「必要ない」「欲しくない」と言いたいときに使う表現です。

例文

  • You should buy this.
    — I don’t need it.
    (これ買った方がいいよ — いりません)
  • I don’t want that kind of attention.
    (そういう注目はいりません)

やや強い言い方なので、使う場面や口調に注意が必要です。

興味がない・欲しくないニュアンスで:I’m not interested / I’ll pass

I’m not interested / I’ll pass は提案や勧誘に対して「興味がない」「やめとくよ」と表現したい場合に便利です。

例文

  • We have a great offer today.
    — I’m not interested.
    (お得なオファーありますよ — 興味ありません)
  • Do you want to come with us?
    — I’ll pass.
    (一緒に来ない? — やめとく)

「I’ll pass」はとても口語的で自然な断り方。

丁寧だけどはっきりした印象を与えます。

ニュアンス別の使い分けまとめ

表現ニュアンス使用シーン
No thanks軽い・丁寧な断り日常会話全般
I’m good / I’m okay丁寧な遠慮接客・ビジネス・会話全般
I don’t want it強めの拒否提案を明確に断るとき
I don’t need it不要であることを強調製品・提案・助けなどに対して
I’m not interested興味の欠如を明確に勧誘や広告などを断る場合
I’ll passソフトな断り・丁寧お誘いや提案に対して

まとめ

「いらない」は英語で一言で言い表せる便利な言葉ですが、英語では相手や状況によって使い分けが重要です。

  • カジュアルに断るなら:No thanks / I don’t want it
  • 丁寧にやんわり断るなら:I’m good / I’ll pass
  • 強く否定するなら:I don’t need it / I’m not interested

日常会話からビジネスシーンまで、状況に応じた表現を覚えておくとスムーズなコミュニケーションができますよ!

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