“cut straight to the point” は、「単刀直入に言う」「核心を突く」という意味で使われる英語表現です。
遠回しな表現を避けて、言いたいことをズバリ伝えるときに使われます。
英会話でもビジネスメールでも使える、非常に実用的な表現です。
この記事では、“cut straight to the point” の意味と使い方、類義語との違いを例文つきで丁寧に解説します。
cut straight to the point の意味と使い方
“cut straight to the point” は、文字通り「核心にまっすぐ切り込む」という表現で、「前置きや遠回しな説明を省き、本題・本質を直接言う」「単刀直入に言う」を意味します。
とくに以下のような場面で使われます:
- 緊張感のあるビジネス会話で、時間を無駄にせず本題に入りたいとき
- 相手が遠回しな言い方をしていて、はっきり言ってほしいと伝えたいとき
- 感情を込めて、ストレートに気持ちを伝えたいとき
例文
Let me cut straight to the point — we need to let you go.
(単刀直入に言いますが、あなたを解雇しなければなりません)
He always cuts straight to the point, which makes him a great leader.
(彼はいつも核心を突いて話すので、素晴らしいリーダーだ)
Cutting straight to the point, we don’t have the budget for this.
(単刀直入に言うと、この件に割ける予算はありません)
I appreciate that you cut straight to the point instead of sugarcoating things.
(遠回しに言わずに単刀直入に言ってくれるのはありがたい)
類義語との違いと使い分け
“cut straight to the point” と似た意味を持つ表現もいくつかありますが、ニュアンスに違いがあります。
以下の表にまとめます。
表現 | 意味 | ニュアンス・使い分け |
---|---|---|
cut straight to the point | 単刀直入に言う | カジュアル〜ビジネスまで幅広く使える、実用的な表現 |
get to the point | 要点に触れる、要旨を話す | 少しドライな印象。相手が話を引き延ばしているときに使うことも |
speak plainly | わかりやすく率直に話す | 礼儀正しく、ややフォーマルな響きあり |
be frank | 率直に言えば | どちらかといえば感情的・個人的な意見を述べるときに使う |
not beat around the bush | 遠回しに言わない、回りくどくしない | くだけた表現で、親しい間柄での会話向き |
類語例文比較
Let me get to the point — we can't approve your request.
(要点を言いますと、あなたの申請は承認できません)
To be frank, I don’t think this will work.
(正直に言うと、これはうまくいかないと思う)
Please don’t beat around the bush. Just tell me what’s wrong.
(遠回しに言わないで。何が問題なのか教えて)
まとめ
cut straight to the point は、「単刀直入に言う」「核心を突いて話す」という意味の表現で、相手にストレートに物事を伝えるときに非常に便利です。
- 遠回しを避けて、率直に本題に入るときに使う
- 類語には get to the point, be frank, not beat around the bush などがあるが、それぞれトーンや使い方に違いがある
コミュニケーションでまどろっこしさを避けたい場面では、このフレーズを覚えておくと非常に役立ちます。