英語で「お先にどうぞ」と言いたいとき、Go ahead や After you をよく耳にしますよね。
どちらも丁寧に順番を譲るときのフレーズですが、使う場面やニュアンスに少し違いがあります。
この記事では、それぞれの意味や使い方、シーン別の使い分けをわかりやすく解説します!
目次
Go ahead:どうぞ、先にやってください
意味
「先にやって」「どうぞ」
相手に行動の許可や促しを与えるときに使います。
使う場面の例:
- 誰かが何かしようとして一瞬止まったとき
- 自分が先にやるべきか迷っているとき
- 電話や会話で相手に話すよう促すとき
例文:
- “Can I ask a question?” – “Go ahead.”
「質問していい?」–「どうぞ。」 - “Do you mind if I sit here?” – “Go ahead.”
「ここ座ってもいいですか?」–「どうぞ。」 - (レジの前で譲るとき)“You can go ahead of me.”
「私の前にどうぞ。」
ニュアンス:
- 少し軽くてフレンドリー
- 「行動を促す」「ためらっている人の背中を押す」ようなときにぴったり
After you:お先にどうぞ(順番を譲る)
意味
「お先にどうぞ」
物理的な順番(列、通路、ドアなど)を譲るときに使います。
使う場面の例:
- ドアの前で相手に先に通ってもらうとき
- エレベーターの入口や階段で
- 列や順番を譲るとき
例文:
- (ドアの前で)“After you.”
「お先にどうぞ。」 - (バスを待っていて)“Please, after you.”
「どうぞ、お先に。」 - “No, after you.”(「いえいえ、あなたが先に」)
ニュアンス:
- 丁寧で礼儀正しい印象
- 紳士的でフォーマルな場でも安心して使える
違いのまとめ表
フレーズ | 意味 | 使う場面 | ニュアンス |
---|---|---|---|
Go ahead | 先にどうぞ/やっていいよ | 行動の許可・会話・軽い譲り合い | カジュアル・親しみやすい |
After you | お先にどうぞ | ドア・通路・順番を譲る場面 | 丁寧・フォーマルでも使える |
まとめ
- Go ahead は「どうぞ、やっていいよ」=行動の許可や促し
- After you は「お先にどうぞ」=物理的な順番を譲るとき
どちらも「気遣い」を表す素敵なフレーズ。
それぞれのシーンに合わせて使い分けることで、自然で丁寧な英会話がぐっと身につきますよ!