英語で「今なんて言ったの?」と聞き返したいとき、
“Would you say that again?” や “Pardon?”(または “Pardon me?”) のような表現を耳にしたことがあるかと思います。
どちらも「聞き返す」ための表現ですが、丁寧さ・カジュアルさ・使う場面に違いがあります。
この記事ではネイティブの感覚をもとに、この2つの違いをわかりやすく解説します!
Would you say that again? の意味と使い方
直訳は「もう一度それを言ってもらえますか?」です。
とても丁寧な聞き返しの表現で、ビジネスや電話など、相手の言った内容を明確にもう一度聞きたいときに使われます。
I’m sorry, would you say that again?
すみません、もう一度おっしゃっていただけますか?
ポイント:
フルセンテンスで丁寧な印象
声のトーン次第で、とても礼儀正しく聞こえる
電話、会議、フォーマルな場で自然
カジュアルな場面ではやや“かしこまりすぎ”に聞こえることもあります。
Pardon? / Pardon me? の意味と使い方
“Pardon?” は、「すみません、今なんて?」という軽い聞き返し表現。
一語で言えるため、日常会話やカジュアルなやりとりでもよく使われます。
Pardon? Could you repeat that?
すみません、もう一度お願いします。Pardon me? I didn’t catch that.
もう一度お願いできますか?(ちょっと聞き取れませんでした)
ポイント:
短くて簡単、口語的
少しフォーマルにしたいときは “Pardon me?”
イギリス英語圏でよりよく使われる傾向がある
丁寧ではあるが、“Sorry?” より柔らかい印象
“Pardon?” だけでも意味は十分に伝わりますが、“Pardon me?” にするとさらに丁寧な印象になります。
旅行中に使うならどっちがいい?
現地の人に声をかけて聞き返したいときは“Pardon?” または “Pardon me?” が最も自然でおすすめです!
旅行先で地元の人に道を聞いたり、お店で説明を聞いたりするとき、あまりにフォーマルすぎる表現は堅くなりすぎる場合があります。
“Would you say that again?” は正しいですが、少しかしこまりすぎる印象があり、ネイティブの日常会話ではあまり使われません。
代わりに、「すみません、今なんて?」という軽やかな聞き返しとして、
- Pardon?
- Pardon me?
- Sorry?(よりカジュアル)
がよく使われます。
よくある場面別おすすめ表現
シーン | おすすめ表現 | 補足 |
---|---|---|
道を聞いて聞き取れなかった時 | Pardon? | 一語で自然に聞き返せる |
レストランで説明を聞き逃した時 | Pardon me? | 礼儀正しく、丁寧すぎないちょうどよさ |
空港やホテルでスタッフに聞き返す | Pardon me? | かしこまりすぎず、安心して使える |
電話で聞き取りにくいとき | Would you say that again? | はっきり伝えたいときに有効 |
まとめ
- “Would you say that again?”
→ とても丁寧でフォーマルな聞き返し。電話・ビジネス向け - “Pardon?” / “Pardon me?”
→ 自然で使いやすい聞き返し。旅行・日常会話にぴったり
旅行中に「すみません、もう一度お願いできますか?」と言いたいときは“Pardon?” や “Pardon me?” が最もナチュラルで伝わりやすい選択です。
気軽に使える表現を覚えておけば、現地の人とのコミュニケーションもスムーズになりますよ!