「bilateral agreement(二国間協定)」「bilateral talks(二国間会談)」——国際ニュースでこんな表現を見かけたことはありませんか?
「何となく2つの国が関わっているのは分かるけど、unilateralやmultilateralとは何が違うの?」と疑問に思った方も多いはずです。
実は「bilateral」は、国際関係だけでなく、ビジネスや医療でも使われる重要な単語。
この一語を理解することで、様々な分野の英語がぐっと読みやすくなります。
この記事では、「bilateral」の正確な意味から、類義語との違い、実際の使い方まで、わかりやすく解説します。
「二者間」を表すこの重要単語、一緒にマスターしましょう!
目次
基本的な意味
bilateralは「二者間の」「両側の」という意味を持つ形容詞です。
二つの側面や当事者が関わる関係や行動を表します。
発音: /ˌbaɪˈlætərəl/
語源と由来
「bi-」は「二つの」を意味し、「lateral」は「側面の」を意味します。
この2つの語が組み合わさり、文字通り「両側に関係する」という意味になりました。
例:bi- (two) + lateral (side) = bilateral(両側の)
反対語
unilateral: 一方的な、片側の
- "The country took unilateral action without consulting its neighbors."
(その国は近隣国に相談せず一方的に行動した)
主な使用場面
bilateralは国際関係、ビジネス、医療などさまざまな分野で使われます。
特に「二者間の合意」「両側の関係」「左右対称」などの場面で見かける表現です。
以下に代表的な使用場面を紹介します。
1. 国際関係・外交
Many countries hold bilateral talks to strengthen cooperation.
(多くの国が協力強化のために二国間会談を行っている)
The bilateral agreement was signed yesterday.
(その二国間協定は昨日署名された)
2. ビジネス・取引
They reached a bilateral contract between the two companies.
(両社間で二者間契約が成立した)
Bilateral negotiations are ongoing for the partnership.
(パートナーシップに向けた二者間交渉が続いている)
3. 医療・解剖学
The patient has bilateral knee pain.
(患者は両膝に痛みがある)
Bilateral symmetry is common in animals.
(左右対称は動物に一般的である)
類義語との比較
以下のように、似た意味を持つ英単語と比較することで、「bilateral」の特徴をより深く理解できます。
1. unilateral vs bilateral
unilateral: 一方的な、片側だけの
- "The company made a unilateral decision."
(会社は一方的な決定を下した)
bilateral: 二者間の、双方の
- "They signed a bilateral agreement."
(彼らは二国間協定に署名した)
2. multilateral vs bilateral
multilateral: 多国間の、複数の関係者による
- "Multilateral talks involve several countries."
(多国間会談は複数の国が参加する)
bilateral: 二者間の
- "Bilateral talks are held between two countries."
(二国間会談は2つの国の間で行われる)
使い方のポイント
1. 関係する当事者が2つであることを強調
bilateralは必ず「二者間」の関係を示します。
It is important to have bilateral discussions between the two teams.
(2つのチーム間で二者間の議論を持つことが重要だ)
2. 対称性や両側性を表現
医療や科学の場面では身体の両側や左右対称の意味で使われます。
The patient showed bilateral symptoms in both arms.
(患者は両腕に症状が現れた)
3. フォーマルな場面での使用が多い
外交やビジネスの正式な文書や話し言葉でよく使われます。
The bilateral treaty was ratified by both governments.
(二国間条約は両政府によって批准された)
まとめ
「bilateral」は、「二者間」「両側の」という明確な意味を持つ重要単語です。
一方的な「unilateral」、二者間の「bilateral」、多国間の「multilateral」——この3つの対比を理解することで、国際関係やビジネスの構造がクリアに見えてきます。
外交協定、ビジネス契約、医療の左右対称……使われる場面は多岐にわたりますが、核心にあるのは常に「2つの当事者または側面」という概念です。
次に英語のニュースで「bilateral」という言葉に出会ったとき、「これは2つの国や組織の間の話なんだな」と自然に理解できるはず。
一つの単語が世界への理解を深める——それが語彙力の力です。
「bilateral」を起点に、さらに広い表現の世界を探求していきましょう!

