「acquisition」という言葉、ビジネスニュースで何度も見たことがありますよね。

「企業買収」という意味だと思っていたら、「language acquisition(言語習得)」という使い方もあるって知っていましたか?

実は「acquisition」は、企業買収からスキル習得、資産取得まで、幅広い「獲得」を表す多用途な単語なんです。

この記事では、「acquisition」の正確な意味から、purchase・takeover・learningとの違い、実際の使い方まで、わかりやすく解説します。

基本的な意味

acquisition「獲得」「取得」「習得」を意味する名詞です。

主に、会社の買収や資産の取得、スキルや知識の習得など、何かを手に入れる行為を表現します。

発音: /ˌækwɪˈzɪʃən/

語源と由来

「acquisition」はラテン語の「acquirere」(得る、獲得する)に由来します。

このことから、何かを「自分のものとして得る」こと全般を指す言葉として使われるようになりました。

反対語

disposition: 手放すこと、処分

  • "The company is considering the disposition of some assets."
    (会社は一部の資産の処分を検討している)

主な使用場面

acquisitionはビジネスの買収だけでなく、スキルの習得や資産の取得といった幅広い文脈で使われます。

以下に代表的な使用場面を紹介します。

1. ビジネス・企業買収

The company completed the acquisition of a smaller competitor.
(会社は小規模の競合他社の買収を完了した)

Acquisitions are a common growth strategy.
(買収は一般的な成長戦略である)

2. スキルや知識の習得

Language acquisition is essential for effective communication.
(言語習得は効果的なコミュニケーションに不可欠だ)

Early childhood is critical for language acquisition.
(幼児期は言語習得にとって重要な時期だ)

3. 資産や物品の取得

The museum's latest acquisition is a rare painting.
(その博物館の最新の収蔵品は珍しい絵画だ)

The acquisition of new equipment improved productivity.
(新しい設備の取得が生産性を向上させた)

類義語との比較

acquisitionと似た意味を持つ単語と比較して、その特徴を理解しましょう。

1. purchase vs acquisition

purchase: 主に「購入すること」、お金を払って手に入れる行為

  • "They purchased new software for the office."
    (彼らはオフィス用に新しいソフトを購入した)

acquisition: 広い意味での「獲得・取得」、買収や習得も含む

  • "The company's acquisition of the startup expanded its market."
    (その会社のスタートアップ買収は市場拡大につながった)

2. takeover vs acquisition

takeover: 特に企業の買収で、「支配権を握る」ニュアンスが強い

  • "The hostile takeover surprised the industry."
    (敵対的買収は業界を驚かせた)

acquisition: 買収を含むが、より中立的・広範な意味

  • "The acquisition was part of a strategic plan."
    (その買収は戦略的計画の一環だった)

3. learning vs acquisition

learning: 「学習」、意識的な努力や過程に焦点

  • "Learning a language takes practice."
    (言語学習には練習が必要だ)

acquisition: 「習得」、無意識的な獲得や自然な習得も含む

  • "Children acquire language naturally."
    (子供は自然に言語を習得する)

4. gain vs acquisition

gain: 「得る、増やす」全般的な表現で、幅広く使われる

  • "She gained valuable experience during the internship."
    (彼女はインターンシップで貴重な経験を得た)

acquisition: 具体的な対象の獲得を強調

  • "The acquisition of new clients boosted revenue."
    (新規顧客の獲得が収益を押し上げた)

使い方のポイント

1. 広い意味での「獲得」

acquisitionは物だけでなく、スキルや知識の習得にも使えます。

This course focuses on the acquisition of technical skills.
(このコースは技術スキルの習得に焦点を当てている)

2. ビジネス用語としての重要性

企業の買収や資産取得を表す際に頻繁に用いられます。

The acquisition expanded the company's global presence.
(その買収により会社のグローバル展開が広がった)

3. フォーマルなニュアンス

日常会話よりも、ビジネス文書や学術的な文章でよく使われます。

Acquisition of knowledge requires time and effort.
(知識の習得には時間と努力が必要だ)

まとめ

「acquisition」は、企業買収から知識習得まで、あらゆる「獲得」を表現できる万能な単語です。

単純な「purchase(購入)」、支配的な「takeover(買収)」、意識的な「learning(学習)」、一般的な「gain(得る)」——これらとの違いを理解することで、場面に応じた適切な表現ができるようになります。

ラテン語の「acquirere(得る)」に由来するこの言葉は、ビジネスの世界では戦略的な買収を、教育の世界では自然な習得を、そして日常生活では様々な獲得を表現します。

次にニュースで「completed the acquisition」という表現を見たとき、文脈に応じて「買収」なのか「取得」なのかを自然に判断できるはず。

この単語を理解し使いこなせば、英語の表現力がさらに豊かになるはずです!

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