会話の中で「私も!」と共感を伝えたいときに使う “Me too” と “Me neither”。
どちらも「私もそうです」という意味に思えますが、実は肯定と否定で使い方がしっかり分かれています。
混乱しやすいこの2つの違いと、正しい使い分け方を例文つきでわかりやすく解説します!
基本の違い:肯定には “Me too”、否定には “Me neither”
表現 | 対応する文の種類 | 意味 |
---|---|---|
Me too. | 肯定文 | 私もそうです |
Me neither. | 否定文 | 私もそうではありません(私も〜ない) |
“Me too.” の使い方:肯定に対して「私も!」
“Me too” は、相手の肯定的な発言に同意・共感するときに使います。
例文:
- I like sushi.
→ Me too!(私も!) - I’m tired today.
→ Me too.(私も疲れてる) - I want to go to Italy someday.
→ Me too!(私もいつかイタリア行きたい!)
ポイント:
- 主語や動詞の種類に関係なく「私も!」とカジュアルに言える
- 書き言葉より話し言葉でよく使われる
“Me neither.” の使い方:否定に対して「私も〜ない!」
“Me neither” は、相手の否定文に同意するときに使います。
日本語では「私も〜じゃないよ」「私もしてないよ」という感じ。
例文:
- I don’t like coffee.
→ Me neither.(私もコーヒー好きじゃない) - I haven’t seen that movie.
→ Me neither.(私もまだ見てない) - I can't swim.
→ Me neither.(私も泳げない)
ポイント:
- “neither” が否定を意味しているので、“don’t” や “can’t” などの否定文とセットで使う
- “Me too.” を間違って使うと意味が逆になるので注意!
“So do I” や “Neither do I” との違い
丁寧で文法的な言い方をしたい場合は、“So do I”(肯定)、“Neither do I”(否定)を使います。
相手の発言 | カジュアル | 丁寧(文法に忠実) |
---|---|---|
I like tea. | Me too. | So do I. |
I don't like tea. | Me neither. | Neither do I. |
会話では “Me too.” や “Me neither.” が圧倒的によく使われます。
間違えやすい例
- ❌ I don’t like natto. → Me too.
→ 不自然!正しくは → ✅ Me neither. - ❌ I love jazz. → Me neither.
→ 意味が逆に!正しくは → ✅ Me too.
まとめ
表現 | 対応する文 | 意味 | 使いどころ |
---|---|---|---|
Me too. | 肯定文 | 私もそうだよ | 「私も!」という共感 |
Me neither. | 否定文 | 私もそうじゃないよ | 「私も〜ない」という同意 |
So do I. | 肯定文 | (やや丁寧)私もです | フォーマルな会話 |
Neither do I. | 否定文 | (やや丁寧)私も〜ではない | フォーマルな会話 |
“Me too” と “Me neither” を正しく使い分けられると、共感のニュアンスがグッと伝わりやすくなります。
シンプルな表現こそ、使いこなすと英会話力がアップしますよ!